‘宮崎教室の指導法’

耳から学習する英語

2014-07-10

この夏休みに中3生と高3生に今までとはちょっと違った課題を出そうと考えています。

「ラダーシリーズ」という英語の書籍があります。その中から中3生は「走れメロス」を、高3生は「銀河鉄道の夜」のオーディオブックを聞く学習をとり入れていく予定です。

走れメロス

「ラダーシリーズ」は使用する単語を限定して、やさしい英語で書き改められた、多読・速読に最適な英文リーダーです。巻末にワードリストが付属しているため、辞書なしでどこでも読書が楽しめます。また、音声CDがあるので、耳で聞き、目で英文を追いかけ、音読する。そうした一連の学習スタイルで英語力のアップを図っていくことができます。

目標とするのは「リスニング100%」の状態です。「リスニングというのは、発音、語彙、文法、多読、多聴などで蓄積されたスキルが頭の中で統合された状態です。ふだんの英語の学習は文字で書かれた英文を目で見て頭にいれていくという作業が多いです。この夏は耳で英文を聞き、そこから英文にアプローチしていく学習法を採り入れてみようと考えています。

単にリスニング対策と言うだけでなく、英文へのアプローチを「文字で書かれた英文」から「耳から入ってくる英文」に切り替えた学習をさせてみる、ということです。具体的には以下のような学習を進めていきます。

  1. ひととおり最終章までを数回通して聞く。
  2. テキストを見ないで10回程度リスニングを行う。
  3. 次の10回はテキストを見ながら内容も理解する。
  4. 次の10回は自分も声を出しながら発音をする。
  5. 次の10回で「リスニング100%」になったことを確認する。
  6. 同じことを別の章でもやってみる。
  7.  最後に通して聞いてみよう。最初の時とは全く違ってストーリーを追いながら聞きとることができるようになっているはずだ。

さて、夏が終わった頃には彼ら、彼女らが「リスニング100%」の状態を実現できているか楽しみです。

やり直しノート゛゛

2014-03-28

miyajukuでは、問題演習をした場合、塾でその解答・解説をし、家に帰ってから「やり直し&反省ノート」をつくらせています。その一部を公開します。

見えづらいですが、多い生徒は1問について10数ページにわたって解き直しをし、さらに、そこから覚えておかねばならないこと、解き方のヒント、などなどをびっしりとノートしています。何とかしたい、何とかしよう、という気持ちが伝わってきます。同時に、こうした過程の中で、本来の勉強のしかたを身につけています。これらの努力はいずれ実を結びます。

わからなかった問題にどう対処するかで勉強の「質」が決まってきます。やらされる学習ではなく、自ら学んでいこうとする姿勢こそが、これらの「やり直しノート」にあらわれています。こうしたノートが取れるようになれば、学力はグングン伸びていきます。また、こうした学習法は「一生もの」の学力につながります。

誰もがすぐにこうしたノートを取れるようになるわけではありません。最初は、間違えた問題に赤ペンで×をつけることからスタートします。今のこどもたちは「間違える」ということに慣れていません。ですから赤ペンで×をつけることすらできないのです。そんな段階からコツコツと積み上げていくことではじめてこうしたノートが取れるようになるわけです。

 

宮崎教室の国語の指導

2014-03-28

 4年〜5年後を目途に進められている大学入試制度改革。マスコミでは「学力重視から人物重視への変更」などと言っていますがその認識は大きな間違いです。その証拠に、今年の神奈川県の公立高校入試は、かつてないほどの衝撃的な難易度アップでした。いったい何が難しくなったのかを分析すれば、4年〜5年後の大学入試で求められる学力が何なのかがわかってくるはずです。

 ひとつは「教科横断型の問題」です。理科の問題で「震源を求めるのに三平方の定理を使う」といった出題が今年はありました。もうひとつは「記述・論述型の問題」です。社会での図表を参考にして「ハウス柿」の出荷の利点を考える出題などです。

 いずれにしても、一問一答的な出題は影をひそめ、情報を取捨選択し、自分なりに咀嚼し、それをアウトプットする、といった能力が試されています。これこそが4年〜5年後の大学入試改革で求められるチカラなのです。

 miyajukuでは、こうした出題に対応できるチカラをつけていく指導に取り組んでいます。きちんと論理立てて物事を考え、説明できること。そのための国語力の養成です。たとえば、昨年末には「ニュース作文」を小・中学生全員に書かせました。新聞を読み、気になったニュースをスクラップし、そのニュースの要点をまとめ、自分なりに調べたり聞いたりし、一歩踏み込んで自分の意見を持つ。こうした一連の作業をおこなったあと、それらを文章にまとめていく。

 国語の指導というと、細かな語句の指導、文章指南になりがちです。miyajukuの国語の指導はそうではありません。文章が多少拙くとも、しっかりと筋道立て、自分の行動が書かれ、未来の自分が表されていること、そこに重点をおいています。荒削りでも良いので、情報の整理としっかりとしたアウトプットを柱に指導をおこなっています。

 そうした指導の確かさは、昨年夏の「神奈川県私塾協同組合主催の読書作文コンクール」にて、小中学生の両部門で最優秀賞を受賞し、他にも多くの入賞者を出しました。また、前述のニュース作文は、朝日新聞社主催の「ニュース作文コンクール」にて、最優秀賞をはじめとして、優秀賞や多くの佳作に選出されています。その様子は ここ http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuku/diary/201403170000/ にありますのでご覧になってください。

 さらに、miyajukuでは、教室の中だけでなく、積極的に外に出かけていってこどもたちの成長を後押しするイベントを組んでいます。2013年は東北への被災地ボランティア、2012年は化石掘りツアー、2011年は尾瀬での自然観察、2010年は三浦の海でのカヤック体験・・・ そうした体験の中でひとりひとりのこどもたちの中に生まれる「気づき」こそが、国語のチカラの基礎になっていきます。

 ボランティア体験や、読書、ニュースなどによって、自分の中に生まれた「種」をしっかりと見つめ、その「種」を開かせ、そこから「外」に目を向けていく。そんな国語の指導がmiyajukuの指導です。こうした指導を通じて、公立の中高一貫校の入試、私立中学の入試、公立高校や私立高校の入試、AO試験や推薦試験での大学進学につながっていく国語力を養成していきます。ひいては、就活での自己PR書にもつながる一生ものの国語のチカラがついていくのです。

 miyajukuは、数学や英語の指導だけではなく、国語の指導はとくに強い、と自信を持っていうことができます。それはこの1年間にたくさんの生徒たちが多くの賞を受賞していることからも証明されています。

国語力検定

2013-01-31

学習塾にとっては、国語という教科は最も後回しになってしまう教科ですし、お父さん、お母さんの塾に対する要望も、数学や英語などの、わかるわからないがはっきりする教科にむきがちです。その指導法も学校の定期試験対策が中心で、本来の国語力アップにつながる授業は学習塾には不要なことも事実です。

しかし一方で、国語の力はあらゆる教科の土台です。また、社会に出てからは最も必要とされる力です。新しい高校入試では記述問題が多く出題されています。その国語力がここのところ極端に低下していると私は感じています。今の中学校や高等学校の国語の授業が、生徒たちの国語力アップに必ずしもつながっていない事実もあります。miyajukuとして国語のチカラをどのようにつけさせていくか。かなりな難問ですが、そのひとつの取り組みとして「国語力検定」を実施しています。

国語力検定試験は基本的にスコア制ですが、総合得点と5つの分野別得点によって級も認定されます。特級/大学生、社会人レベル。1級/高校2~3年生レベル。2級/中学3年生~高校1年生レベル。3級/中学2~1年生レベル。4級/中学新入生レベル。5級/中学新入生レベルとなります。

2012年は中学1年生から高校2年生までの塾生全員に国語力検定を受検してもらいました。小学生は国語力基礎検定です。結果は大変厳しいものでした。詳しくは書きませんが、ほぼ全員が、自分の学年として到達すべきところまで達していませんでした。「読む力、書くための力、聞く力、話すための力、総合的国語力」のいずれの分野も厳しい結果でした。

国語力検定については ここ  http://www.zkai.co.jp/kentei/about/result.html に詳しいことが掲載されています。

国語力検定

問題なども ここ  http://www.zkai.co.jp/kentei/news/1201.html からダウンロードできます。

学校の定期試験対策だけでなく、受験のための学習としてだけでなく、将来に役立つ国語力の養成。そうしたものにmiyajukuは取り組んでいます。2013年3月には、被災地支援映画「手のなかの武器」の上映会と同時に監督さんとのコミュニュケーションをおこないます。そうしたイベントを通じて、自分の意見を持ち、それを人に伝える。そんなことを通じて生徒個々の国語力アップにつなげていきたいと考えています。

冬の講習の小学生の指導

2012-12-07

冬の講習の小学生の指導

冬期講習では復習を中心とします。やはり新教育課程になって学習することが増え、未消化のままで新しい単元に進まざる得なくなっています。ちょうど良い機会ですので、夏以降に学習したことを中心にしっかりと復習させることにしました。

復習するのに最も良いのが「スーパー学習メビウス」です。

写真は小5の冬期講習1日目の算数プリントの一部です。1日目は分数の倍分、約分、通分の復習です。問題ごとに細かく出題項目を設定しています。いつものように個々にこの問題を解かせ、できなかった問題は右のバーコードで読み取ると類題が出題されてくる、といったサイクルで学習が進みます。今回は、1回目でできなかった場合は2回目まで追いかけて学習させる予定です。

分数の足し算と引き算、平均と単位量、小数の割り算、三角形の角度、四角形と多角形の面積。小5が秋から学習してきた内容です。それぞれの単元ごとに、たとえば小数の割り算であれば、小数第2位まで求めてあまりを出す、同じく第2位まで出して四捨五入する、などと細かく項目を定めて問題をつくっていきます。最初のテストは全員が同じでも、その後は一人一人のできなかった問題だけを出題し演習することができます。

こうした学習を可能にするには1クラスの人数が10名前後までが限界になります。ということで、miyajukuの1学年の定員は10名前後までとなっているわけです。

スーパー学習メビウス

2012-04-27

miyajukuでは、「スーパー学習メビウス」というシステムを生徒の学習定着に利用しています。

下は最近実施した中3生の「式の展開」の確認テストの解答用紙です。問題は、パソコン上で単元ごとにわたしが選んで作ります。たくさんのデータベースの中から選ぶので難易度も自由に設定できます。今の回は公式がしっかりと理解できているか、置き換えて展開が出来るようになっているか、のふたつを確かめるために問題を作成しました。

最大の特徴はこの解答用紙の右側のバーコードです。これをバーコードリーダーで読み取っていくと、即座に各自の「弱点対策テスト」がプリントアウトされてきます。1回目のテスト問題は全員同じものなのですが、2回目以降は問題内容も問題数も全く違うものになっていきます。まさに「出来なかったパターンだけのテスト」ということになるのです。これを2回は繰り返すようにしています。

このことだけをとってもmiyajukuの学習が「集団指導」でありながら「個別対応」しているということをおわかりいただけるのではないでしょうか。

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