「習字の筆っこ」と観峰賞

「習字の筆っこ」では、7月と12月が「競書大会」ということでふだんの「段・級位」以外に「観峰賞、金賞、銀賞、銅賞」という評価がされます。

7月はコロナ禍の影響もあったため、小学生は大きな半紙ではなく、ふだんの大きさの半紙での出品としました。中学生は大きな半紙を使っての出品ができました。

今回は観峰賞はひとりだけでしたが、みんなしっかりとした字が書けるようになっています。昇段、承久した生徒も何人かありました。

デジタル時代となり、鉛筆やペンを持って文字を書く機会は減っています。ましてや筆と墨で文字を書く機会などほとんどないでしょう。それなのにどうして習字を学ぶ必要があるのでしょうか。

例えば「書き順」です。漢字の書き順は筆の運びです。筆を使って文字を書くと、なるほどこの漢字の書き順は理にかなっている、という実感が持てます。また、漢字は「表意文字」です。しっかりと文字と向き合うことで漢字のひとつずつの意味がしっかりとわかってくるようになります。

デジタル自体だからこそ、筆と墨を使って文字と向き合うことで、希薄になってしまいがちな文字への意識をしっかりと持てるようになるのではないでしょうか。

中3の生徒は準8段まで進んでいます。教室でとれるのはここまでです。8段は昇段試験を受験しに行かねばなりません。ぜひともチャレンジして欲しいです。