保護者の方との学習相談 その1

受験学年以外の保護者の方との二者面談を今日から実施しています。教育相談です。皆さんの様々なお悩みに少しでも解決の糸口が見つかれば、と思っています。そんな二者面談でのお話をここで共有することは意味があると思うので、時間の許す限り書いてみたいと思います。

保護者のお母様
定期試験前になったらきちんと学習しているのですが、いつもそこまでで終わり。高校受験に向けてというか、いつになったら△△高校を目指してがんばる、なんて雰囲気になったくれるんでしょうか。
miyajuku塾長
今の子どもたちは「△△高校を目指してがんばる」とはいつまでたってもならないと思います。失敗を恐れるので身の丈にあった進学をすればいい、と思う生徒が多いです。昔のように「ひとつでも上を目指して」といった時代の雰囲気はありません。
保護者のお母様
どうしたら良いんでしょう。
miyajuku塾長
黙っていては「高校受験に向けて」といった学習の雰囲気はできないのですから、塾や家庭でそうした雰囲気作りをしっかりとやっていくしかないですね。いつもいっていますが、定期試験で終わりにしない学習です。いつも入試問題を意識して、ここまでは学校の試験では出題されないけれど入試では出題される、という学習を続けていくことです。それは塾でやりますから大丈夫です。
保護者のお母様
家庭ではなにができますか? この前も「オレは○○高校ぐらいで良いんだ」なんて言ってました。正直、そんなところで満足するのって言いたくなってしまいました。どう伝えれば挑戦していこう、という気持ちになれるんでしょう。
miyajuku塾長
正攻法しかないです。自分がやりたいことを実現するにはしっかりした進学をしなければいけない、と具体的に言い続けることです。同時に、子どもたちにととっては、小学校から中学校に上がったのと同じレベルでしか中学から高校に進学することをとらえられていません。各中学の同じような成績の生徒が集まって高校に進学するんだ、ということをきちんと説明することです。

実際はここに書けないように具体的な名前を挙げながらのやりとりだったのですが、こうした悩みを持つ保護者の方が多いことは確かです。ひとつの目標をしっかりと持つことは学習のモチベーションとしてもとても重要です。しかし、まわりから押しつけられた目標であれば子どもは動きません。あくまで自分が持った目標であることです。とはいっても、今の時代が、そうした目標を持つづらくなっていることも確かです。

どうすれば良いか。時間をかけて刺激し続けるしかないと思います。コロナ禍で文化祭や体育祭などに足を運びにくい状況ですが、学校説明会などに親子で積極的に出かけることです。2年生では早い、ではなく、2年生だからこそ足を運びましょう。こちらから働きかけていかない限りなにも生まれません。

それと、親の思いはどんどん子どもにぶつけて下さい。そうしたオトナの思いを今の子どもたちはあまり聞く機会はありません。わたしはよく「ひとりで食っていけるオトナになること」と子どもたちに言います。それが簡単なことではなく、そのために今の勉強があるんだ、という話しをします。そんなアプローチをどんどんしていってみてください。