宮崎教室の国語の指導

 4年〜5年後を目途に進められている大学入試制度改革。マスコミでは「学力重視から人物重視への変更」などと言っていますがその認識は大きな間違いです。その証拠に、今年の神奈川県の公立高校入試は、かつてないほどの衝撃的な難易度アップでした。いったい何が難しくなったのかを分析すれば、4年〜5年後の大学入試で求められる学力が何なのかがわかってくるはずです。

 ひとつは「教科横断型の問題」です。理科の問題で「震源を求めるのに三平方の定理を使う」といった出題が今年はありました。もうひとつは「記述・論述型の問題」です。社会での図表を参考にして「ハウス柿」の出荷の利点を考える出題などです。

 いずれにしても、一問一答的な出題は影をひそめ、情報を取捨選択し、自分なりに咀嚼し、それをアウトプットする、といった能力が試されています。これこそが4年〜5年後の大学入試改革で求められるチカラなのです。

 miyajukuでは、こうした出題に対応できるチカラをつけていく指導に取り組んでいます。きちんと論理立てて物事を考え、説明できること。そのための国語力の養成です。たとえば、昨年末には「ニュース作文」を小・中学生全員に書かせました。新聞を読み、気になったニュースをスクラップし、そのニュースの要点をまとめ、自分なりに調べたり聞いたりし、一歩踏み込んで自分の意見を持つ。こうした一連の作業をおこなったあと、それらを文章にまとめていく。

 国語の指導というと、細かな語句の指導、文章指南になりがちです。miyajukuの国語の指導はそうではありません。文章が多少拙くとも、しっかりと筋道立て、自分の行動が書かれ、未来の自分が表されていること、そこに重点をおいています。荒削りでも良いので、情報の整理としっかりとしたアウトプットを柱に指導をおこなっています。

 そうした指導の確かさは、昨年夏の「神奈川県私塾協同組合主催の読書作文コンクール」にて、小中学生の両部門で最優秀賞を受賞し、他にも多くの入賞者を出しました。また、前述のニュース作文は、朝日新聞社主催の「ニュース作文コンクール」にて、最優秀賞をはじめとして、優秀賞や多くの佳作に選出されています。その様子は ここ http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuku/diary/201403170000/ にありますのでご覧になってください。

 さらに、miyajukuでは、教室の中だけでなく、積極的に外に出かけていってこどもたちの成長を後押しするイベントを組んでいます。2013年は東北への被災地ボランティア、2012年は化石掘りツアー、2011年は尾瀬での自然観察、2010年は三浦の海でのカヤック体験・・・ そうした体験の中でひとりひとりのこどもたちの中に生まれる「気づき」こそが、国語のチカラの基礎になっていきます。

 ボランティア体験や、読書、ニュースなどによって、自分の中に生まれた「種」をしっかりと見つめ、その「種」を開かせ、そこから「外」に目を向けていく。そんな国語の指導がmiyajukuの指導です。こうした指導を通じて、公立の中高一貫校の入試、私立中学の入試、公立高校や私立高校の入試、AO試験や推薦試験での大学進学につながっていく国語力を養成していきます。ひいては、就活での自己PR書にもつながる一生ものの国語のチカラがついていくのです。

 miyajukuは、数学や英語の指導だけではなく、国語の指導はとくに強い、と自信を持っていうことができます。それはこの1年間にたくさんの生徒たちが多くの賞を受賞していることからも証明されています。

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