生活記録から読みとれる「学習するチカラ」

「学習するチカラ」というのは一朝一夕につくものではありません。地道な一歩ずつの積み重ねでしか身につかないものです。学校休校が3ヶ月に及ぶ中、学力格差が広がっている、という意見があります。でも、それは何だか他人任せな発言になってないでしょうか。

miyajukuでは4月には「お家クエスト」といって「お手伝いをどれだけしたか」を毎日記録させました。そして、5月の休校延長が決まったときには「生活日誌」をつけてもらうことに切り替えました。4月は「家族の一員としての自覚を持つ」という目標。5月は「自己管理ができるか、自分を律することができるか」を目標としたからです。

これはある中3生の「生活日誌」です。すばらしいですね。これだけの記録がつけられるといろんなことが見えてきます。と同時に、自己管理のチカラは格段にアップしていきます。それこそが「学習するチカラ」なんです。これができない生徒はいつまでたっても勉強ができるようにはなりません。

もう1枚。こちらも中3生です。シンプルですが、毎日の自分の流れがしっかりとできあがっているのがわかります。自分なりに時間を区切って心地よくしよう、という意思みたいなものも感じられます。大人も見習いたい時間配分になってますよね。自分を律するスタイルが前者の子とは違いますが、それが個性となって現れているように感じられます。素適な生活記録になっています。

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もう1枚。小6の子の生活記録です。これも良いですね。1日のルーチンがしっかりと決まっていて、そのルーチンにしたがって毎日の時間が流れているように見えます。時間を小刻みに区切っているところが変化をつけようという意思も感じられます。家庭の指導力のすごさを感じる生活記録です。

学力格差を言う前にやれることはたくさんあると思います。時間を管理する術(すべ)をこの休校期間中に身につけること。それだけでもこの3ヶ月がムダにならなくなります。まだ2週間ほどあります。もういちど、自分の毎日を振りかえって、しっかりと「生活記録」をつけることからはじめてみましょうよ。

その差は大きいですよ。来春の入試ではものすごくおっきな「差」がうまれてしまいます。「学習するチカラ」はこのような小さな積み重ねの先にしかできあがらないのですから。まだ間に合います。とにかくしっかりと記録をつけましょう。記録することをバカにしていると、いつまでたっても「学習するチカラ」は自分のものになりません。