コロナ後について 受験編 高校入試 その1

やっと6月から学校が再開されます。とはいっても、とても「ゆるゆるとしたペース」での始動で、コロナ前に戻るにはとても時間がかかりそうです。学校再開、やっといつもの毎日が戻ってくる、というわけにはいかないのが実際のようです。そんな中、来春の入試がどうなるか。しっかりと考えていかねばなりません。おあずかりした生徒たちをしっかりと志望の学校に進学させること。それが学習塾の役割ですから。

さて、高校入試がどうなるかについて考えてみます。

まず、来春に高校入試があるのかどうかについてです。9月入学が議論されていますが、そうなると入試は6月~7月になるのでしょう。ただ、この議論は封印しましょう。9月入学が是か否かを論じても受験生にとっては何の得もありません。こうした最中に現実を突きつけることは酷ですが「受験は競争」です。この事実は動かしようがありません。学校休校中も当教室に通っていた中3生たちはほぼ1学期の学習範囲を終えようとしています。他の塾に通っている生徒も同じでしょう。

県教委はすでに来年の2月15日の入試日程を発表しています。とにかくこの日に高校入試があることを自分の中に落とし込んでおきましょう。いくらきれい事を言ったとしても、当日の入試得点の1点で合否が分かれるのが高校入試です。このあと「自分が進みたい高校」をしっかりと選択し、そこに向かってきちんと努力を積み重ね。結果として合格をして進学をしていく。その過程こそが子どもたちを成長させ未来に羽ばたかせていくわけです。ですから2月入試としっかりと向き合っていくべきです。

4月と5月が休校になって入試まで学習範囲が終わるのか、といった議論もあります。でも、いつもの年でも4月と5月では学校の学習はそれほど前に進んでいませんでした。とある中学など秋まで歴史を学んで中3の公民に進むのは10月なんて様子が普通にあったのです。計画的に進度が進んでいたことをほとんど見たことなかったのが実際でした。そう考えるとこの後の学習がしっかりと進んでいけばなんの問題もないと言って良いでしょう。

ただ、子どもたちの「気持ち」がもつのだろうか、という問題が大きいです。部活動もうばわれ、中学校最後の大会もなくなり、体育祭やら文化祭などといった学校行事もどうなるかわからず・・・ ただひたすらに授業だけが進んでいく。そんな毎日に子どもたちの「気持ち」がついていけるのかが大きな問題となってくることは火を見るようも明らかです。ですから、お父さん、お母さん、そして塾が見まもっていくべき点はそこにあると思っています。

今、最も大切なことは、来春の高校入試を疑わずに学習を継続すること。そして、再開された学校の生活を柱として新しい日常のルーティンをはやく築くことの2点です。私立高校入試をふくめて公立高校入試の具体的な予想はつぎの稿で。