鶴川高等学校

今日は「鶴川高等学校」の学校説明会にうかがってきました。

小田急線の柿生駅から徒歩十数分。住所は東京都町田市になりますが、神奈川県の学校といっても良い立地です。保育科のある鶴川女子短期大学を上位校に持つ女子校で、幼稚園と同じ敷地内に校舎はあります。来月から新校舎の建設がはじまり、平成23年度には完成予定とのこと。来春入学の新入生は2年次から新校舎で勉強できることになるそうです。

偏差値としては最も低いラインに位置する学校です。そうした学校を塾のブログで紹介することを、ふつうの塾長先生は嫌うでしょう。私はそう考えません。このラインの生徒を集めて、鶴川高校の先生方は日々悪戦苦闘されています。でも、とにかく一所懸命に教育にあたられています。そうした熱意をちょっとでも紹介したいと思います。

今日も理科の授業を見学してきました。高2生ですが、理科の基礎の授業です。「ペットボトルから繊維をとる」「紙おむつの高吸水性高分子を取り出して吸水性を確かめる」「レモンの皮でプラスチックをくっつける」などといった実験をおこなっていました。「この子たちはみんな理科が嫌いです。ですから楽しい理科の授業を心がけています。」と担当の先生がおっしゃっていました。その他にも、PC教室を3つも持ち、タイピングの授業に力を入れてもいるようでした。

公立の高校ではここまで生徒のレベルに合わせた授業を組むことはしません。レベルが高くても低くても、同じような授業がおこなわれます。国公立に進学する生徒が1人もいないのに、進路指導では「センター試験について」から話がはじまるのが公立の高校です。当然、辞めていってしまう生徒もたくさん出てしまいます。

鶴川高校では生活指導もとにかく丁寧におこなわれます。厳しさもともないますが、こうした生活指導には先生方のパワーがとっても必要です。それを一丸となってやっていくチームワークも求められます。

このあたりの成績の生徒は「県立ならばどこでも良い」という志向が強いモノですが、一度、鶴川高校のような私立も考えてみても良いのではないでしょうか。次のステップに進んでいける可能性が、県立高校に進むよりも大きくなるはずです。