座間総合高校

今日は「県立座間総合高校」の塾向け説明会にうかがってきました。県立高校が塾対象の説明会を開くことはほとんどありません。そうした意味でめったにない現場の高校の先生の「生」の声を聞けるチャンスです。

「座間総合高校」は「総合学科」の高校です。この「総合学科」というのを御父母の方はほとんど知らないと思います。詳しいことは ここ にリンクを貼っておきますのでご覧になって下さい。ここでは簡単に説明をしておきます。

☆ 総合学科は授業編成を自分で組むことが出来る。
☆ 3年間で必要な単位数を取得すれば卒業が出来る。

この2点が「総合学科」を理解する上でのポイントになるでしょう。イメージとしては、朝、ホームルームに集まり、そこに各教科の先生が1時間目から順番に授業にやってきて、という普通科のスタイルではありません。生徒によって登校してくる時間も違うし、同じ学年でも受ける授業も違うわけです。いくつかの系列には分かれているようですが、基本的には個々に1週間の授業は違うものになります。

そんな総合学科の高校ですが、神奈川県ではこの十年間の高校再編の中で、主に各学区の底辺2校を統廃合することで作られていきました。そういう経緯から、どの総合学科の高校もSS40前後という低い位置にあるのが現状です。

「座間総合高校」も栗原高校とひばりが丘高校が統廃合して2年前にできた学校です。ただ、栗原は底辺校でしたが、ひばりが丘は中堅校でした。そんな中、座間総合がどんな学校になっていくのかを注目していたしだいです。

今日の説明会でもお話しがありましたが、「座間総合高校」は総合学科の学校ですが、朝は全員がホームルームに集まり、ホームルームごとに授業を受ける、というスタイルでやっています。普通科の高校と同じですね。授業も大学進学を考えてのものが多くあるようです。総合学科でありながら他の学校とは別の「道」を進んでいるようです。

正直、総合学科は大失敗の制度だと私は思っています。究極の生徒寄りのシステムというか、生徒のわがままにそった仕組みというか、今の教育の最も「負」の部分を背負って出来た制度だと考えるからです。

そうした流れの上で、「座間総合高校」は普通科のような仕組みを取っているわけでしょう。長くなるのでここまでで止めておきます。またの機会に書こうかと思います。

なお、「座間総合高校」の今春入試は、昨年度よりも入学者のボーダーがかなり上がっています。前期選抜では105/135が目安で、後期選抜では入試得点が150点/250点が目安になります。来春入試はそれほど変動はないかと思っています。