日大の付属校

早稲田や慶応に入るのに有利な方法ってあるだろうか。それは、早い段階で付属校や系列校に入ってしまうことだ。どんな大学でも、外部から受験して入って行くよりも、付属や系列校から進学した方が入りやすい。

例えば、日大の付属校を考えてみよう。miyajukuの周辺には「日大藤沢高校」「日大第三高校」「日大桜ヶ丘」などがある。多少の難易度の差はあるが、学校成績が英・数・国・社・理の5教科で21~22あれば推薦で合格できる。英検の準2級をもっていると-1でもだいじょうぶだ。

この成績で公立高校を考えると、前期選抜試験では大和南高校、後期選抜は入試次第だが、安全圏狙いだと大和西高校といったところだろうか。大和南高校から日大への進学者は今春実績で3名。日・東・駒・専をすべて足しても14名。もちろんGMARCHは0名。大和西高校で、日大/15名、東洋/3名、駒沢/13名、専修/33名、GMARCHは39名、早慶上智/5名。

日大の付属校に進めば、ほとんど確実に日大に進学が可能だ。大和南や大和西に進学するよりも圧倒的に有利に日大に進学できることがわかるはずだ。

もちろん、日大にもたくさんの学部、学科がある。難易度も学部・学科でかなり違う。自分が法学部に進学したくとも、商学部にしか進学できなかった、などということも付属校からの進学にはたくさんあることだろう。でも、それでも日大には進学できる。

今時のインフレ学校成績では、5段階評定で4の成績は生徒のほぼ半分近くがとっている成績だ。かなりの人数がそのあたりの成績で進路選択をしていく。その時、どれだけ大学進学のことを考えているだろうか。親の中には「日大あたりなら普通に入るだろう」などと勘違いしている方もたくさんいる。現実は、大和西レベルで上位1/5がそのラインよりも上の学校に進学できているということだ。4/5はそのライン以下の大学にしか進学できていない。

何も日大の付属校に進学することを勧めているわけではない。進路選択は、大学進学まで見通した上でのものであって欲しい、ということだ。同時に、高校に進学してからが大切だと言うことだ。いつも言っていることだが、高校からが「本当の勉強」のスタートだ。高校入試は、その「本当の勉強」のスタートへの「橋渡し」だと私は思って指導している。