彼が通う大学は4年次は授業がない。全員がどこかの研究室に所属して卒業研究をおこなうらしい。すでに「ゲノム科学」を扱う研究室に所属することを決めていて、その研究室に朝早くから通っている。留学生もたくさんいて刺激を受けているようだ。卒論のテーマを聞いたが「大腸菌を使って組み替えDNAの実験をして・・・」といわれても結局は???だった。
就活も続いている。昨日は2社目の管理職面接だったという。5人ほどの部長さんが並ぶ前での面接だったとのこと。オレだったらびびっちゃうけどなぁ この会社は、東京で18人、大阪で12人を残していると教えてくれたとのこと。採用は5人だから、ここまできても6倍か
先週あった管理職面接まで進んだ企業は落ちたらしい。とにかく就活って情報が公開されない。落ちても連絡はない。ネットの就活サイトなどから、合格通知が来ている人がいるらしいから自分はだめだったんだ、と推測するだけだ
就職か大学院か。本人も迷っているようだ。
30年近く前になるが、自分も迷った。結局、就職をした。そして、今でも大学院に行きたいと思い続けている。本人の選択しだいだが、自分の研究テーマがしっかりと見つかるようならば、進学を後押ししても良いかなとも思っている。年をとってから「あの時大学院に進学していたら」なんて後悔させたくないからだ。
でも、国立大とは言っても学費がないわけではない 教育費をどこまでを親が負担してやっていいか、難しい判断だ。正直、私がその学費で大学院に通いたい
大学院の授業料は親が貸すことにして就職してから返させる、なんてところが落としどころかな。娘も今のところ大学院まで進むつもりでいるし。こちらには私立の大学院はダメ、国立を受け直せ、と言ってはいるけど・・・
いずれにしても、4月になったので、今月中には結論が出るだろう。「頑張れ」とは私は言わない。ものごとは落ち着くところに落ち着くしかないのだから