今時の就活 その11

急に暖かくなってきました。最寄り駅のコンビニわきの「こぶし」が白い花を咲かせています。もうすぐ春ですね。そんな中、電車のホームなどでリクルートスーツ姿の学生を見かけると「頑張れよ!!」と声をかけてあげたくなります。

家の息子もとにかく毎日のように大学の研究室と就活に忙しく飛び回っています。昨日も2社の説明会の後、研究室に行ったとのこと。たまたま実験に使い終わったヒラメとクルマエビでパーティーをしたので、気分転換になったと帰ってきましたスマイル

今週は2社が管理職面接とのこと。ここまでで、千人近くの学生が数十人までにしぼられているようです。ここから十人程度までしぼられて内定がでるようです。

わたし ・・ あと少しじゃん
むすこ ・・でもさ、エントリーシートが通らなくても、最終面接の2人のうち1人の段階で通らなくても、不合格は同じことじゃん

こういわれると返す言葉もなくなります。全国の大学3年生が同じように苦しい毎日を過ごしているのでしょう。

そんな中、こんな記事『正直者はバカ!? ウェブ入社試験に“替え玉受験”横行』を見つけました。簡単に要約しておきます。『最近の就活では筆記試験をウェブ上で行うことが多くなっている。そんな中、替え玉受験が横行している。大学のパソコンルームで、数学は理工系の友達に、英語は留学経験者にやらせるなどしている。こんなテスト、正直者がバカを見る以外の何物でもありません、との声が多い。』

私も最初はびっくりしました。10社のうち9社はweb上での筆記試験です。電卓を使ったり辞書や参考書を参照したりは当然できますし、替え玉受験もほとんどの学生がやっているはずです。そもそもそんなシステムにしている方が悪いのであって、この記事のように学生に責任を転嫁するのはおかしいのです。

そもそもwebでの試験を重視しているはずもありません。よく言われることですが、大学名での選考を隠すための「隠れ蓑」としてweb試験を実施していると、うがった見方をされてもしかたがないでしょう。いずれにしても、ネット社会の中で、企業側はたくさんの学生を一度に集めて試験をする会場を確保し、人間を配置して、といった経費に悲鳴をあげての処置なのでしょう。

とにかくこんなことひとつをとっても「今時の就活」の茶番加減が透けて見えます。その中で就活に頑張らねばならない学生たちがかわいそうです。といっても、現実がそうなのであれば、それに折り合いをつけてやっていくしかありません。

とにかくひとつだけ言えることがあります。

自らの考えで動けないヤツはどうにもならない

ということです。息子の就活をそばで見ていて、塾生たちの指導にも、今まで以上に「自分のチカラで解決していく」ことを求めていくことの必要性を感じています。勉強ひとつとっても「やらされている」のではダメです。

全国の大学3年生と大学院1年生たちよぉ。あきらめずに頑張れよぉ!!