今時の就活 その12

全国の大学3年生は忙しくしているのでしょうね。4月の声を聞くと、一斉に内々定が出始めるようで、そろそろ管理職面接に進んでいる企業も多いようです。そんな中、まだまだ採用初期段階の企業もあるようです。どの企業も「エントリーシート」の後は「会社説明会」で、その後「グループディスカッション」や「筆記試験」へと進んでいきます。

息子も昨日もある企業のグループディスカッションだったようです。興味があるので「どんなことをやるの?」と聞きます。大体が、「○○について60分で話し合ってください」なんて人事担当の方が言って、あとは学生任せというパターンのようです。昨日の企業の話し合いのテーマは、「うちの会社のキャラクターを作ってください」というものだったそうです。上手なテーマですね。会社のキャラクターを作るには、その会社の成り立ちや、売っているものや作っているもの、主な顧客層などなど、かなりしっかりと事前学習をしておかねばなりません。

で、どんな感じでお前は関わっていくの?
まず、“ボクが時間を計りますから”って言うことにしてるんだ。
何で?
タイムキーパーになると、全体の流れがつかめるからね。
へぇ。

彼なりの対処法のようです。また、60分間ひたすらに質問をし続けるというグループディスカッション!? もあったようです。会社側の人が2名いて、学生が6人。とにかくひたすらに質問をし続けるというスタイルだったようです。いろんなスタイルがあるもんですね。

息子の話を聞いていて思うことがいくつかあります。

まず、たくさんの人と関わっている学生がこうした就活では強いだろう、ということ。出来れば、集団の中で、いろんな人と接しながら、ひとつのものを作り上げていくような体験がたくさんあった方がよさそうです。それも、誰かから与えられたものではなく、自分たちの発想とチカラで作り上げた体験です。

例えば部活動。多くの中学や高校の部活動は、顧問の先生が絶大なる指導力を発揮してなり立っています。生徒はその顧問の先生の言うがママに活動をしているだけ。しかも成果至上主義で、試合で勝つことが絶対的な命題になってしまっている。こんな活動をいくらやっていてもムダです。

高校生や大学生になる子供たちに伝えたいですね。とにかく「自分のチカラで何かを成し遂げよう」ということを。そして、たくさんの「人」と接するようにしよう、ということも。それと、アルバイトはほどほどに。とくに高校生の間はバイトはしない方が良いです。バイトをする時間があったら、もっと違うことに時間を費やすべきです。

miyajukuの高校生たちをみていても、本当に「線が細い」印象をぬぐえません。これは今の子供たちに共通した雰囲気ですね。もっと、もっと「線を太く」「自分を押し出していく」ことが出来るようになっていくこと。それもこれからのみんなの課題ですね。