今時の就活 その10

昨夜も「就活+研究室」から帰宅した息子と話をする。今日は△△社から不合格の通知を受け取ったとのこと。エントリーシートが通らなかった1社、グループディスカッションで落ちた1社と合わせて3社目になる。

△△社は、エントリーシート→グループディスカッションのあとの面接試験まで進んでいた。先日の面接は、明治、学芸大の学生といっしょに面接官1対3のもの。最初の質問は「学生時代にがんばったこと」。明治の学生は新聞の販売のアルバイトをしていたようで、地方まで飛び回って販促をした話。学芸大の学生は数ヶ月間NPOの活動でインドまで行ってがんばった話。

いやぁ、オレ何を話すか困ったよびっくりと言っていた。しかも、この△△社は水産系の企業ではなく、力試しに受けているコーヒーの会社なので、いつものように大学で学んできたことを話せない。しかたなく、スターバックスでバイトをし体験してきたことを話したようだ。しゃべっているうちに落ちたと思ったね・・・と言っていたが。

とはいうものの、不合格はイヤなモノ。こんな体験を日本中の大学3年生がしているわけだ。そもそもエントリーシートを出しても出しても通らない学生も大勢いるだろう。グループディスカッションや面接で自分の非力さを痛感しているモノも多いだろう。何しろ、いついつまでに何がある、なんてこともわからないんです。多くの会社は、エントリーシートが通った学生には連絡をするのですが、落ちた生徒には連絡さえしない。待っても、待っても来ない連絡。あーあ、またダメだったんだわからん こんなことの繰り返しです。

中高生をお持ちのお母さん、お父さん。高校入試や大学入試では、推薦なんかで進学しないで、しっかりと一般試験に挑戦させるべきです。壁にぶつかり、挫折し、それを乗り越える。そんな体験をしておかないと就活はムリですよ。だって挫折し続けるんですから。よっぽどタフな気持ちを持っていないと乗り越えられません。うちの息子を見ていて思う正直な感想です。

それと、想像以上に世間は「学歴社会」だということ。「うちは大学名でとっていません」なんて言いながら「写真のウラには大学名を書いておいてくださいね」なんて感じです。上記の△△社だって、面接まで進んでいたのは私立ならGMARCH以上の学生と首都圏の国公立大の学生ばかりだったとのこと。

卒塾生に話を聞いても「高校の時に“世間は学歴社会だ”って、もっとちゃんと教えておいてくれなきゃ困るよ」というヤツは多いです。就活で身をもって体験するんですよね。

うーん。当事者として感じることってやっぱり多いです。このブログを通じてこれからも「今時の就活」について書いていきます。高校や大学の進路を考えるにあたって、ひとつの判断材料になりますし。

うちの息子は今日もスーツを着て出かけていきましたが、体力的にも精神的にも本当にタフじゃないとムリです。とくに精神面でしょうね。タフに育てておいて良かったなぁ、とつくづく思っています雫