中3生が受験する大学入試の改革

中学校の教科書改訂の話をしていますが、高校生も2年後に大改訂となります。しかし、数学と理科については、来春から先行実施をする、ということになっています。今までになかったことです。つまり、来春に高1生になる現中3生は、数学と理科が新しい課程で授業がおこなわれることになります。

とくに理科の変更は大きいものになります。現在は、理科のそれぞれの教科は、化学1と化学2や物理1と物理2などと分けられていて、それぞれが3単位ずつの履修とされています。これが、来春からは、化学基礎と化学、物理基礎と物理などと分けられ、それぞれが2単位と4単位となります。

これにともなって大学入試の科目がかわっていきます。とくに大学入試センター試験です。

現在は、センター試験の理科は化学1や物理1などが科目となっていて、化学2や物理2などは受験科目にはありません。それが、これからは化学、物理といった科目に変わるようなのです。理系に進む生徒は、基本的にこれらの科目を受験することになります。とうことは、今までと違い、理科については化学2や物理2の範囲までの学習をしなければいけなくなる、ということです。

最近は国公立大学だけではなく、多くの私立大学がセンター試験を受験に取り入れています。ということは、私大を受験する生徒にとっても、理科の学習が今までよりも「重く」なるということです。理科科目の1だけを大学入試センター試験で受験して合格できていたのが、基本的にできなくなってしまう可能性が大きいということです。

高校入試も終わっていない時ですが、来春からの高1生は、大学入試の時に大きな変更があるということ。それをしっかりと頭の中においておきたいです。また、現高1生は、浪人するとちょっと面倒なことになりそうだ、ということも頭においておきましょう。

きっと、多くの私立高校では来年度からのシラバス作りに苦労をしているはずです。