看護系大学の新設ラッシュ

一昨日、管理栄養士養成過程の大学について書いたが、今日の日経新聞に「看護師養成課程の大学」についての記事が載っていた。

看護系学部を持つ大学が右肩上がりで増え続けている。1992年に国が看護系大学の整備指針を出して20年、学校数は約20倍、入学定員も約30倍に。少子化もどこ吹く風、今後も新設が相次ぐ見通しだ。病院や介護現場などのニーズは高く、民間企業への就職難もあって志願者も増加している。専門家からは競争激化に伴う質の低下を懸念する声も上がっている。

グラフ

来春も関東学院大をはじめとして8校が看護系学部を新設する予定だ。少子化の中でも大学、学部数は毎年のように増え続けている。その中で各大学は生徒集めに四苦八苦している。看護系学部は定員割れも少なく、確実に学生を集められるということで新設が相次いでいるのだろう。管理栄養士養成課程と同じ事情だ。

miyajukuにも毎年のように看護系の大学を目指す高校生がいる。就職難の中、確実に就職が出来、地元で仕事が出来る。収入もある程度見込める。そんな理由から看護師を目指す生徒は多くなっている。女の子だけでなくこれからは男の子の看護師志望も増えてくるだろう。実際、河合塾の調査によると「全国の私立大の看護系学部・学科の志願者数は00年の約1万4千人から12年には約6万2千人(いずれも延べ数)になった。」とのことだ。

そうした需要を先取りしてこの記事のように看護系学部が増設される。当然、看護系学部であればどこでも良いことにはならない。しっかりとした実習の出来る病院を持っているか、指導者はしっかりした人なのか、卒業後の進路についての指導は万全か、などといった「差」が大学によって出てくることになる。

看護師という道もこれからの時代のニーズにあったものだろう。その道に進むためにはしっかりとした学力がなければいけない。自分が何が出来るのか。社会のために自分はどういう働きかけが可能なのか。そんな観点から未来の自分を考えてみたい。