新卒ニート3万人

今朝の日経新聞に「新卒ニート3万人 働き手減少に拍車」という記事がありました。

大学を今春卒業した約56万人のうち6%にあたる約3万3千人が、進学も就職の準備もしていないことが27日、文部科学省の調査で分かった。大半が「ニート」とみられ、学校から職場へのスムーズな移行が難しいという若年層の課題が浮き彫りになった。・・科省の学校基本調査速報によると、今春の大卒者は昨年比1.2%増の55万9千人で、このうち35万7千人が就職した。・・ただ就職も進学もしなかった約8万6千人の現状を初めて調べたところ、就職や進学の準備をしている人は約5万3千人にとどまった。残り約3万3千人はどちらの活動もしていない。

日経グラフ

こうした原因を社会に求めることは簡単です。でも、外に理由を押しつけていてもしかたがありません。大学卒業時までにどんな中学校、高校生活を送っていたのか、どんな入学試験のチャレンジをしていたのか、そんなことまでは記事の中では述べられていません。それらは個々の学生の問題だからです。しかし、その個々の問題にこそ目を向けるべきなのではないでしょうか。

このblogで繰り返し言っていることですが、就活というゴールを意識して、それまでの高校入試、高校生活、大学入試、大学生活をどのようにおくっていくか。それが大切なのだと考えます。チャレンジしなくても上にあがっていくことのできる時代です。ある意味では「わざわざ厳しい選択」をしなければ、平坦な道をずっと歩くことができます。平坦な道を歩き続けて、はじめてぶつかった就活で挫折する。そんな学生は多いのではないでしょうか。

苦労しましょう。親は子に苦労を強いましよう。それも少しずつ、少しずつ負荷を高めていくようなやり方で。それが出来るのは親しかありません。