県入試の面接得点の開示が決まったようです。

神奈川県の高校入試は今春から面接試験を全面導入します。各校ごとに合否にしめる比率は違いますが、とても大きな変更で、受験生たちは面接対策にある意味右往左往しています。そんな面接試験ですが、大きなニュースです。

面接試験の得点を開示することが決定したようです。

受験した高校に開示請求の用紙が準備され、それを記入して提出すると、後日何らかの形で得点が開示されるそうです。学力検査の得点については、受験票を持っていくと口頭またはメモで得点を開示していました。そうした簡易開示ではないですが、とにかく面接点も得点開示されるわけです。

普通のお父さん、お母さんは「そうなんだ」で終わるところですが、私たちプロの目を通すとこのことは大事なことを示唆してくれます。

まず、面接点が開示されることになれば、面接をする側には大きなプレッシャーがかかります。入試得点で合格ラインにあったのに不合格になった生徒。そうした生徒は間違いなく面接得点を開示請求するでしょう。きちんと説明できるような面接でなければなりません。

前から言っていますが、今回の面接については、各高校が「観点」を事前に発表しています。その「観点」以外で採点はされません。たとえば、生徒たちが提出する「面接カード」ですが、そこに誤字や脱字、日本語としてヘンな表現があったとしても減点はされないのです。「面接カード」を「自己PR書」と勘違いして書いている生徒がいますが全くの間違いです。

開示されることになり、そうした「原則」が厳しく適用されるはずです。また、すべての面接官が同じ基準で面接をしないと、開示された得点に大きな違いが出てしまいます。各高校ごとにかなり厳格な基準をもうけて面接を実施するはずです。昔と違って今は「説明責任」が大きく求められる時代です。

結論から言うと、今回の面接で大きく合否が変化するような採点は基本的におこなわれないでしょう。とくに上位校についてはほとんど面接を気にかける必要はありません。普通に受験し、そのままの自分を見せてくれば良いだけです。得点が開示されることで、ものすごく慎重な面接になるはずです。恣意的な部分は排され、ごく普通の基準だけで得点がつけられれば、差はほとんどうまれないはずです。

したがって、2月15日までは面接のことは一切考えなくて良いです。今の時期に面接の練習などすることは無意味です。まずは15日の学力検査に全力で取り組むこと。面接の対策は、その後の土日で十分です。あと3週間です。まだまだ得点力は伸びます!