家庭での勉強についての質問と答え

今週も保護者の方との2者面談が続いています。そんな中、家庭での勉強について聞かれることが多いので、そのことについてわたしの考え方を書いておこうと思います

質問 家庭でどの程度子どもの勉強に関わったら良いのでしょう?

これは親がある程度の学力があり、子どもの勉強をみることができることを前提にした質問です。また、小学生などの学習ならば多くの親が教えることは可能なので、わからないといっている子どもの学習をどこまで見てあげて良いのでしょう? という質問でもあります。わたしはこんなふうに答えます。

見ることが可能なのであればどんどん見てあげてください。ただし、感情的になってしまいそうならばすぐに教えることを止めましょう。親はどうしても「なんでこんなこともわからないの」となりがちです。これはしかたがありません。でも、勉強って、教える側が感情的になったらおしまいです。血が沸騰しそうになる前に指導を中断してください。

質問 家での学習の注意点はありますか?

できたら時間の管理はしっかりとお願いしたいです。ある意味では「しつけ」の部分です。だらだらとテレビを見ながら勉強をする、などというのは論外ですが、時間をきちんと区切って学習時間、ゲームの時間、家の手伝いの時間、などと区分けをすることです。そういう意味では親は厳しくて良い手思います。手加減する必要もありません。また、できましたら、子どもが勉強しているときは親も読書をしたり、仕事をしたりと、時間を共有できると良いです。

質問 親が勉強に関わりすぎると結果的に自立できなくなってしまうのではないでしょうか。

まったくの杞憂です。関わるといっても自ずと限界があるでしょうし、子どもも反発してくるはずです。関わりすぎるほど関わるつもりでも、結果的にほんの少ししか関われないものです。どんどん関わっていってください。関わりすぎるぐらいに関わっていってください。自立できるかどうかはそれとはまったく別の問題です。

質問 読解力というのでが、読む力が弱いと思うのですが何か対処方はありますか?

読解力というのは、何も「読む」という行為のみによって作られるものではありません。家庭で大事なのはどんなことにでも「対話」を成り立たせるようにすることです。ちょっとしたことでも「主語と述語の整った文を言わせる」ということです。

「明日の予定は何なの?」「部活」ではなく、「明日は部活で練習試合に△△中に行く。だから8時には家を出る・・・」などときちんと話しをさせるクセをつけることです。これが読解力につながっていきます。また、ゴールデンウィークなど、一緒に映画を観て、それについて話しをすることや、どこかに家族で出かけても、それだけで終わらせず、つねに「対話」をするようにしてみてください。