セルフマネジメントとセルフコントロールの違い

勉強ができることそうでない子の違いで最も大きいのはどんな点だと思われますか?

それは「時間の管理のしかた」です。

勉強ができる子は時間の管理が上手です。それこそ、起床から就寝時間、勉強をはじめる時間や終える時間、すべてをしっかりと自己管理できます。それに対して、勉強ができない子の1日の様子は、それはもうルーズで、行き当たりばったりで、メリハリのないものです。

大人でも同じですよね。仕事の出来る大人って「セルフマネジメント(self-management)」がしっかりとできる人です。自己管理のことです。時間も含めてしっかりと自分を統制できているはずです。

ここで大事なことですが、「セルフマネジメント」と「セルフコントロール(self-control)」が違うということです。セルフコントロールは、様々な誘惑などから自己抑制をすることです。自制ですね。自己の欲望や感情を抑えることです。それに対して、セルフマネジメントは、自分の状態を肉体的にも精神的にも良い状態に保つことです。

セルフコントロールとセルフマネジメントでは「目的意識」を持っているかどうかが大きく違うのです。

勉強に対してしっかりとした目的意識をもっていれば、自ずと自己管理をするようになります。自らの将来の姿をしっかりと描くことで、そこに到るまでの計画を描きやすくなり、その計画を実現するための時間と行動をきちんと管理するようになるのです。

勉強しなさい、と親が言う状況をつくってしまってはダメです。しなさい、と言わなくてすむ状況をつくるべきなのです。そのために、ふだんからどうして勉強をするのか、そのことでなにを目標とするのか、そんなことをしっかりと話し合い、明確な目的意識をもたせたいです。

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