国語のチカラをつけるためにはまずは「語彙力」から

国語のチカラはすべての学力の柱です。

そんなことは誰もがわかっていても、国語ほど「どう勉強したら良いか」がわからない科目はない、というのが実際でしょう。

とくに「読解力」なるものをどう身につけていけば良いのか、それについて明確な答えをだせる方はなかなかいないはずです。

とはいっても、原点に立ち返ると、国語のチカラは「語彙力」だといえるはずです。ということは、「語彙力」をつけることが、まずは「国語のチカラ」や「読解力」を身につけるスタートラインだといえるはずです。

読書をすれば国語のチカラがつく、というのは半分正解で半分間違いです。確かに、読書を通じて「語彙力」をつけることは可能です。しかし、すべての読書が語彙力アップにつながるわけではありません。ライトノベルのようなものをいくら読んでも「語彙力」のアップにはつながりません。

国語のチカラをつけるための読書のしかたは稿を改めるとして、まずは、語彙力をつけるために、国語の学習でも英語と同じように「語彙の学習」を進めるべきです。

読み解くための現代文単語(評論・小説) (シグマベスト)

これはmiyajukuの高校生が使っている語彙力養成のためのテキストです。対義語、類義語でひとまとまりとなって構成されています。たとえば「弁証法」「テーゼ」「アンチテーゼ」「ジンテーゼ」「止揚」がひとつにまとめられていて、図解もされています。また、「文化論」「倫理論」「言語論」「現代社会論」などといったテーマ別にも語彙がまとめられています。

こうしたテキストでしっかりと語彙力をつけていく。それで一足飛びに「読解力」がつくわけではないですが、まずは土台作りです。土台がなければ何を積み上げてもすぐにくずれてしまいます。