2018年春 周辺公立高校大学進学実績「私立大学編/早慶上理」編

2018年春 周辺公立高校大学進学実績「私立大学編/早慶上理」です。早慶上理とは、早稲田大学、慶応大学、上智大学、東京理科大学の4校をまとめています。偏差値で65をこえる私立大学の中でも超難関の大学群です。これら4校と同じラインに国際基督教大学(ICU)があるのですが、こちらは独特の入試形態をもつのでグループに入れないのがふつうです。

河合塾の偏差値で学部ごとを比べてみると以下のようです。

早稲田 文67.5 法67.5 経70.0 商67.5 国65.0 社67.5 教66.1 構67.5 人65.0
慶應大 文65.0 法68.8 経67.5 商65.0 総67.5 環67.5
上智大 文63.9 法64.2 経65.0 総67.5 外63.8 人63.5 神57.5
東京理科大 経 60.0 理62.5 工62.5 基工57.5 理工62.5 薬60.0

進学重点校の湘南、翠嵐は頭ひとつ抜けています。新しく進学重点校に仲間入りした厚木ですが、川和とそれほど差がありません。追加で重点校に加わるとすると川和なのでしょう。ということは、川和も特色検査をそのうち実施する、ということになるのでしょうか。

横浜SFと相模原中等は、生徒数が少ないのにこの結果です。すばらしいですね。この2校については、学校が徹底して学習指導をしています。その成果がこの数字です。平塚中等も同じです。やはり、中学からある程度部活などを制限して、しっかりと学習を積み上げていかないと、ふつうの子はここまでの結果が出せる所まで伸びない、ということでしょうか。

小田原、希望ヶ丘、県相模原、大和は、それぞれ旧学区のトップ校です。早慶上理にこの人数というのをどう考えるかです。正直、県立高校についてはどこもそれほど学習指導にチカラを入れていません。生徒しだいということです。そんな中、やる子とやらない子にはっきりとわかれていきます。ある意味では、やる子はどこの高校に行ってもやるわけで、それが全県1学区の中で湘南や翠嵐に集まっている、ということです。その所為で地元の旧学区トップ校にはこの数字が示す生徒しか残らない、ということになります。秦野にいたっては残念ですね、としか言いようがありません。

市が尾、麻溝台、海老名、松陽などは旧学区の2番手校です。これは合格者数ですから、ひとりで複数の合格をした場合もすべてカウントします。ですから、このレベルの高校では、数人が早慶上理に受かっているだけ、ということになります。これらの数字が私たちに示すのは、早慶上理レベルに合格できるのは、高校受験で少なくとも旧学区のトップ校にいくチカラのある生徒、ということです。それが現実です。

大学受験は全国区です。私立中学に進学し、6年間を徹底的に鍛えた子たちとも戦わねばならず、その子たちが目指す大学も早慶上理レベル以上です。高校入学時にしっかりとした学習姿勢と基礎学力を持っていないと、このレベルの大学に合格することは不可能だということ。旧学区のトップ校レベルでは、部活動などに「うつつをぬかしている」と、とてもこのレベルの大学に合格できるチカラは養えないということです。