子どもの学力は母親の学歴で決まる!? 文科省の学力調査から

小学6年生と中学3年生を対象に実施されている「全国学力テスト」ですが、テストそのものだけでなく保護者対象のアンケート調査もおこなわれています。そして、このアンケート調査から様々なことが読み解かれているようです。

具体的には、お茶の水女子大らの研究者が文科省から委託され、小6と中3の児童生徒の保護者から無作為に10万人規模を抽出。保護者の年収や学歴といった家庭の社会・経済的背景を指標化して4階層に分け、テストの平均正答率との相関関係を分析したとのこと。

そんな調査から表題のような衝撃の事実がわかったというのです。

保護者の学歴と児童生徒の学力の相関関係では、中学生の数学の正答率で、父親の最終学歴が「高等学校・高等専修学校」のケースだと正答率は44・1%、「大学」になると56・55%に上り、その差は12・4ポイント。一方、母親の最終学歴が「高等学校・高等専修学校」だと43・4%、「大学」になると60・0%になり、差は16・6ポイントに広がり、父親の学歴にともなう差より拡大していることがわかるというのです。

つまり、保護者の学歴が高いほど児童生徒の学力が高い傾向が見られ、それをより詳しく見てみると、父親の学歴よりも母親の学歴との相関関係が強く出るということなのです。

その他、家庭の蔵書数と学力との関係というのもあり、マンガや雑誌、子ども向けの本をのぞいた蔵書が多いほど、子どもの学力が高いことが示されるそうです。しかも、その相関関係は、国語よりも算数、数学での方が顕著だったというのも興味深いです。

記事は https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56752 にあります。