語彙力がない子は「全教科の成績」が伸びない

語彙力がない生徒の成績はなかなか伸びません。それに対して語彙力のある生徒は地頭があり、どんな教科についても学習はスムーズです。そんな語彙力についての記事です。

まず、語彙力のない生徒は英語の力が伸びない。

よく、なかなか英単語が覚えられない生徒がいます。その生徒は致命的に日本語の語彙力がないことが多いです。なぜなら、「suggest」という英単語を覚えようとしても「示唆する」という日本語の意味がわからないからです。

さらに、英単語を覚えるときの大切な方法として、類義語や対義語、他義語をまとめて覚える方法がてとても有効です。「示唆する」であれば「仄めかす」「におわせる」なんて日本語が出てきて「hint」なんていう英単語の使い方を同時に覚えられます。しかし「仄めかす」という日本語の意味がわからなければどうにもなりません。

つぎに、語彙力がないと教科書が読めません。

語彙力がないと英語だけでなく、理科や社会の成績も伸びません。そもそも教科書に書いてある日本語が読めないのですから当然です。社会で「イギリスとフランスが利権を争い」と書かれていても「利権」の意味がわからないし、理科で「DNAの鋳型が複製され」とあっても「鋳型」の意味が理解できないからです。

数学も同じです。「yをxの式で表し、一次関数であれば比例定数を、そうでなければ×を書きなさい」という問題があると、多くの子たちが×だけを書いて式で表すことをしません。問題文の日本語の指示を読み取れないのです。

さらに、学習法を身につける事もではない。

語彙力のない生徒とある生徒のノートはまったく違います。語彙力のない生徒のノートは板書がそのまま写されています。それどころか余計な色をたくさん使ったノートです。それに対して語彙力のある生徒のノートは、補足説明が書かれていたり、自分なりの理解を加えて書き直されたりしています。

語彙力のある生徒は「何がどうしてこうなる」という項目と項目のつながりを自分でかみ砕いて理解できるのです。事象を構造化してわかっていくことが語彙力のある生徒には可能なのです。どう関連しているのかを言語化できること。それが最強の勉強法なのですが、語彙力がないとそれができないのです。

語彙力がない子は「全教科の成績」が伸びない
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