就活ルール廃止検討 小、中、高校生には関係ないのだろうか・・・

小、中、高校生のお子さんをお持ちの保護者の方に就職活動の話をしても「そんな遠い先の話は・・・」となりそうですが、そんな就活について下のようなニュースが入ってきました。

就活ルール廃止検討 学生らに波紋広がる
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180904-00400148-fnn-bus_all

就職活動については、今までは経団連が採用活動の基準を定めていました。大学3年時の3月に企業説明会をはじめ、大学4年時の6月から採用試験や面接を開始する、というのが今のルールです。しかし、多くの企業がそのルールを守っていません。

今年のデータによると、就活が解禁となる6月以前に内定を得ていた大学4年生は6割をこえるとのこと。そもそもみんなが守らないルールは意味がないのでは、というのが今回の「就活ルール廃止」の根っこのところにあるのでしょう。

空前の売り手市場といわれる大学生の就職活動。企業側も優秀な人材をどこよりも早く採用したい、というのがホンネのはずです。すでに、大学3年生の多くが、この夏休みを利用して「インターンシップ」に参加しています。本来はインターンシップは採用活動に直結しないはずですが、インターンシップに参加するためにエントリーシートを提出して、実質的な就職活動がスタートしてしまっているのが実際です。

そもそも大学4年生を一括採用する仕組みは日本的な慣習です。世界では随時採用が普通です。一所懸命に就活をして勤めても、厚生労働省の最新の「新規学卒者の離職状況」調査結果によれば、大卒の3年後離職率は31.9%になっています。実に「3年で3割が辞める」計算なのです。

今の小中学生は、今はない仕事に就く確率が半数以上だという調査もあります。就活のルールの見直しは、もしかすると、新卒一括採用という今までの日本的なルールの変更につながるかもしれません。そんな流動的な時代の中を生きていかねばならない子どもたち。高校入試、大学入試は、そのまま就職活動につながっている、といった意識でのぞみたいですね。