巨人の星世代の指導。根性論。もうダメダメです

テレビのニュース番組を見るのがつらいです。出来れば子どもたちに見せたくないですね。いつの頃からかテレビのニュース番組は、情報を伝えるための役割を忘れ、ただただ、視聴率が上がりそうな、劇的な、ニュース映えしそうなとがった話題だけに注力していくようになっています。

たとえば、ここのところのパワハラの問題。痛すぎます。問題の本質にせまるのではなく、かわいそう、頑張ってるのに、ひどい、などといった感情に訴える部分だけを大きく取り上げる。と同時に、ちょっとした権力を持っている人たちへの徹底的な攻撃。絶対に子どもたちには見せたくないです。

この問題に関していえば、次の2点が問題だと思っています。

1 暴力をともなった指導は絶対にダメ
2 巨人の星世代の指導は絶対にダメ

結果につながれば指導法は問わない、時に暴力も必要なことがある、というのは時代遅れもはなはだだしいですが、そうした指導がまだ残され、それを容認する空気も残っている、ということです。あの18歳の体操選手の言葉の端々にそれを感じさせられるし、そんな言葉をしゃべらせている空気がとてもいやです。

誰かが、あなたの言っていることは間違っています、たとえオリンピックに出られたとしても、それが暴力的な指導の結果なのであればなんの意味もないんですよ、と教えてあげてください。あなたの姿を見て、子どもたちが「オリンピックに出られるなら理不尽な指導もがまんしなくちゃいけないんだ」と思ったりしたら大変です。そんなことは百も承知で、視聴率がとれるように番組をつくっていく。そんなニュースはお払い箱です。

そして、巨人の星世代の指導。根性論。もうダメダメです。これは今の部活動にもつながることです。筑波大教授で柔道選手だった山口香さんが「巨人の星に感動した世代は指導や組織の要職から外れるべき。これからはキャプテン翼でサッカーの楽しさを知った世代が現場で活躍しないといけない」と言っています。

その通りだと思います。せつかくの機会なので、そうした議論を深めるべきなのかマスコミの役割なのでしょうが・・・ そして、わたし自身も巨人の星世代(といっても当時から根性論には違和感を持っていましたが)なので、自分自身を戒めながら子どもたちの学習指導に取り組んでいきたいと思っています。