県立「座間総合高校」を訪ねてきました

今日は神奈川県私塾協同組合の高校訪問で、座間総合高校 http://www.zamasogo-ih.pen-kanagawa.ed.jp/index.html を訪ねてきました。対応いただいた永吉教頭先生、お忙しい校務の中をありがとうございました。

総合学科高校は県内に7校あります。普通科はホームルームで皆で同じ教科の授業を受ける。専門学科は、工業や商業、漁業などについての専門科目を勉強する。総合学科はその中間に位置する、ということになります。ただ、高校によって取り組み方に違いがあるので、座間総合高校の仕組みがそのまま他の総合高校にはあてはまりません。

座間総合高校は、単位制の総合学科ですが、どちらかというと自由度をある程度犠牲にしてもクラス単位での学校生活を優先したカリキュラムの作り方をしています。1年次はほぼ全員がホームルームで普通科のようにいっしょに授業を受ける。2年次からは4つの系列を中心として自由選択科目がたくさん入ってくるのですが、朝のホームルームはいっしょに受け、授業後の帰りのホームルームもいっしょになるようです。学校案内に載っている時間割の例です。白抜きになっているところが自由選択科目です。

また、1年次の「産業社会と人間」と、2,3年次の課題研究は必修になっていて、主に校外の企業や大学などを訪れて、それぞれのテーマについて学習を進めていくそうです。この学習をはじめとして、校外での学習はかなりおおくなっているとのことでした。選択科目群は、グローバル教養、芸術スポーツ、生活デザイン、情報ビジネスと分かれていて、多種、多様な授業が用意されています。

生活指導については、毅然とした生活指導をしている、とのこと。服装、頭髪や遅刻などについてはしっかりと指導し、きちんとした社会規範を身につけさせるようにしている、との説明でした。部活動の加入率は50%ほど。進路については、下記のグラフのようになっていて、大学進学につてもほとんどが指定校や公募推薦などによるとのことでした。キャリア教育をきちんとしているので、進学についても看護・医療系の専門学校や、経営・ビジネス系の大学などが多いとのことです。

座間総合高校には「在県特別枠」が10名ほどあり、日本に在留して3年以内の外国籍の生徒を優先的に引き受けているとのこと。今春入試では8名が入学。それ以外にも、3学年で80名ほどの外国籍の生徒が学んでいるとのことでした。国籍も、フィリピン、インド、中国、スリランカ、パキスタンなどと多様だそうです。県から日本語が不自由な生徒のための支援の教師も派遣されているとのこと。

今月に開かれる「国際フェスタ」という学校行事では、そうした外国籍の生徒たちが国の踊りを披露したり、ふだんの学校生活での様々な活動が発表されるとのこと。国際色が豊かな学校になっているようでした。ある意味では座間総合高校のとてもおおきな特長になっていると思いました。わざわざどこかにでかけていかなくても、毎日の学校での学習や校内活動そのものが、国際交流そのものになっているわけですから。

そんな座間総合高校の今春入試です。全県模試調べで、合格者の内申平均が84.7/135、入試の平均が223.3点/500点でした。実質倍率は1.10倍。内申:入試:面接=4:4:2になっています。先日の県教委の発表で、来春入試では40名の定員増となっています。