この時期の受験勉強について 中3生編

学校成績も出て中学校での三者面談もはじまったはずです。この三者面談は「私立の併願校」を決定するためのものです。何度も繰り返しますが、公立校をどこにするかは、今の段階で決定することはありません。願書を提出する1月末までは「自分の学力の伸び」を見極めましょう。

さて、受験勉強をスタートさせて3週間ほどが経過したはずです。ここで自分の受験勉強のやり方を振り返っておくことは大切です。残された時間はわずかですから、効果的な学習を進めていかないと間に合いません。

先ずは、今春入試の問題を解いてみましょう。県高校入試の問題がどんなものか、大ざっぱで良いのでつかむためです。解いたら、自分の第1志望の高校に合格するために必要な5教科の合計得点を、どの教科で何点ずつとれば達成できるのかをしっかりと考えましょう

合計で390点が必要であれば、英語80点、数学80点、国語90点、理科70点、社会70点などと振り分けるのです。この振り分けについては、これから学習が進むにつれて微調整が必要です。まだ入試勉強の入り口ですから、県入試の出題傾向や問題ごとの難易度がしっかりわかっているわけではないからです。

それぞれの教科ごとに得点を振り分けたら、つぎにどの問題でその得点をとるのかを考えましょう。あくまで「積み上げ」の感覚が大切です。「できない問題」に執着するのではなく、「できる問題」を増やしていく感覚です。数学であれば、問1の計算、問2の小問総合、問4関数、問7の図形の証明・・・などと確実に得点出来る問題を作っていくことです。英語や国語も同じです。

社会や理科はちょっと違います。社会であれば、地理分野、歴史分野、公民分野からの出題なので、それぞれの分野ごとに先ずはきちんと「知識の総復習」をすることが必要になります。これは冬休み前までに終えましょう。冬休みに入ったら「問題演習」のスタートです。それまでに「知識」のチェックは必ず終えたいです。

ただし、最初からなめるような復習は御法度です。社会の歴史で「縄文時代」から復習し直す、なんてことは絶対にやめましょう。「文化史」のみを学習し直す、「中国との関係」のみをまとめ直す、などというようにテーマを決めて知識のチェックをすることです。

さあ、冬休みまであと2週間。このタームをひとつの区切りとして受験勉強を前に進めましょう。