新しい3タイプの英語検定試験について整理しました

2020年度(現高1が大学受験をする時から)からはじまる「大学入試共通テスト」では、英語のテストに民間の検定試験が活用されることになっています。何度か書いていますが、このことについて東大や京大などが「民間の検定試験を利用しない」というニュースが流れ、いかにも民間の検定試験の利用が頓挫したような印象を与えていますが、そんなことは全くありません。すでに首都圏の多くの私立大学では、外部検定試験をこの春の入試でも導入しています。現高2生を含めて、英語の外部検定試験は計画的に取得すべきです。

さて、そんな外部検定試験ですが、ケンブリッジ英検、TOEFL、TOEIC、GTEC、TEAP、IELTSといろいろとあります。とはいっても、多くの高校生にとっては、英検とGTECが最も身近なもののはずです。そんな英語検定試験ですが、来年度から新タイプの3つの試験が導入されることがアナウンスされています。

http://www.eiken.or.jp/eiken/info/2018/pdf/20181213_2019eiken.pdf

ひとつ目が「英検CBT」です。すでに昨年の8月から実施されていますが、「読み、書き、聞き、話す」の4技能をパソコンを利用して1日で受験します。ライティングもキーボードで文字打ちします。スピーキングは吹き込みになります。全国19の会場で2級、準2級、3級を毎月実施とのこと。

ふたつ目が「英検S-CBT 1day」です。「英検CBT」との違いは、ライティングが紙の問題用紙だということです。2019年11月から翌年の3月まで毎月、全都道府県の会場で準1級〜3級の4グレードで高校2年生のみに限定されておこなわれるとのこと。現高1生はこのタイプをひとつの目標とすればよいと思います。

三つ目は「英検2020 S-Interview」で、2019年は実施されません。2020年の大学入試改革にあわせて実施するのでしょう。もちろん、従来型の英検も今まで通り実施されます。ただし、従来型は、2020年度からの大学入試改革では検定資格として認められません。ここが面倒なところです。

整理すると

現高1生 今年の11月から実施される「英検S-CBT 1day」で英検2級or準1級を目標として学習をする。
現高2生 従来型の英検の夏検定or秋検定で英検2級or準1級を目標として学習をする。

というスケジューリングで良いでしょう。もちろん、先日も書きましたが、英検は「級」ではなく「スコア」に注目ですからね。