英検の5級と4級にスピーキングが導入される

英検が2016年第1回の検定から、5級と4級にもスピーキングのテストを導入するとのこと。

http://www.eiken.or.jp/eiken/info/2015/pdf/20151030_pressrelease_4s5s.pdf

具体的にどんな試験になるのかはまだわかりません。3級以上の級では、1次試験がリスニングと筆記で、それに合格すると2次試験が面接になっていて、そこでスピーキングの力を試される、という流れになっていました。5級と4級にも面接を導入するのは物理的に厳しそうです。CBT(コンピュータを利用したテスト)の利用なのかな、と思っています。

また、1級と準1級で実施していたライティングのテストを2級でも実施し、順次準2級、3級にも広げていく予定だそうです。どの級でも4技能(「リーディング」・「リスニング」・「スピーキング」・「ライティング」)を試すことのできる検定試験を目指すということなのでしょう。

こうなってくると、小・中・高校生が最も受験する英検が、やはりそのまま高校入試や大学入試で大きな役割を果たしていくようになるのかな、とも考えられます。CEFRでB1レベルの英検2級が、これからはあるレベル以上の大学入試の基本技能になるのかもしれません。 CEFRとは → ここ

塾としても、高校生には英検2級の取得を目標とさせるようなカリキュラムを考えてみます。

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