新高1が受験する英語の問題

昨日も書きましたが、新しい大学入試センター試験(大学入学共通テスト)の英語のプレテスト問題が公開されました。この試験は、新高1が大学入試をむかえる年から実施されるものです。

http://www.dnc.ac.jp/sp/corporation/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test.html

今回の改革は、英語を使う力を測る、ということが目的です。とくにこのプレテストは、4技能のうち「リーディング」の力を測ることが目的で、そのために、文法問題、発音・アクセント問題は姿を消しています。

出題されている英文は、日常生活、授業など、具体的な場面の中で、実際のコミュニュケーションを想定した中での英文ばかりで、中には「発信すること」を前提とした出題も見られます。

実際の問題をみてもらえばわかりますが、すべての問題が英語で出題されています。出題のねらいには、小問ごとに「CFER ヨーロッパ言語共通参照枠」のレベルが掲載されていて、それを意識した出題レベルが設定されていることもうかがわれます。

もちろん、この問題がそのまま平成32年度から使われるのではなく、これからこうした施行調査を重ねていき、練られていくのです。とはいっても、一定の方向として、高3時に求められる英語力の具体像がこの問題だということには違いありません。

新高1だけではなく、新高2あたりもふくめて、塾での英語の授業内容、指導法など、しっかりと考え直す必要があります。

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