「大学入試共通テスト」の概要が発表されました

大学入試センターから現高2が大学受験時にスタートする「大学入試共通テスト」の概要が発表されました。

https://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?f=abm00035970.pdf&n=R3

「大学入試共通テスト」は現行の「大学入試センター試験」に代わるものです。大きく変わる点をあげるとつぎの2点です。

国語と数学に記述問題が導入される。国語は近代以降の文章で出題され、総得点とは別に記述式の評価を段階表示する。数学については総得点の中に記述の得点が挿入される。

英語については、リーディングが80点で100点、リスニングが60分で100点とする。現行の筆記が200点、リスニングが50点の配点から大きく変わる。

現行のセンター試験はひろく私立大学に「センター利用試験」として利用されています。しかし 、新しい「共通テスト」がそれと同じように利用されるかはわかっていません。 すでに慶応大学は利用しない、とアナウンスしています。逆に早稲田大学は利用する、としています。他の大学は様子を見ている、というところでしょう。

また、 英語が「リーディングとリスニング」が100点ずつ、といっても、それをどう利用するかは各大学に任されています。 つまり、うちは「リーディングの得点だけを採用します」ということもあるのです。「リスニングの得点割合が大きくなる」といきなり学習スタイルを変える、というのは勇み足になります。

ざっくりいうと、何も決まっていないし、だれもどうなるかわからない、というのが正しい結論でしょう。えっ、じゃあわたしたちはどうすれば良いの? と現高2生の悲鳴が聞こえてきそうです。確かにとんでもない年に大学受験になることは間違いありません。だからこそ、基礎学力をしっかりとつけておくべきなのです。

もうひとつ。こうした時は情報に踊らされないことです。 どんなニュースでも、メディアは「おっきく」伝えようとします。それに素直に反応するのではなく、一歩下がって冷静になって情報を取捨選択するすべを身につけましょう。 とりあえず、わたしの目を通した情報を手にすることをお勧めします。

まとめ
英語の新テストの配点がリーディングとリスニングが100点ずつになったといって、リスニングの勉強を増やさないと、となる必要はありません。私立大学は新テストの導入を迷っているし、英語はリーディングのみ課す、という大学も出てくるはず。不安があったら塾長に聞くように。