現高3生は浪人した場合のために来春の英検の予約をしなければならないの?

2020年からの大学入試改革に対しての不安が広がる中、様々なところで「白紙撤回」をもとめる声が上がっています。

入試改革中止求め高校生らデモ 文科相は「実施に全力」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000082-asahi-soci

英語民間試験 全国高校長協会が延期を文科省に要望へ

https://mainichi.jp/articles/20190909/k00/00m/040/307000c

最も大きな問題は英語の入試への民間資格の導入の部分です。今までのように英語の試験を筆記中心から、話し、聞き、書き、読むの4技能の試験に変えていく、というのは良いとしても、全面的に外部検定試験に大学入試を委託してしまうことに不安が広がっているのです。

たとえば、9月になって英検協会から高2生に「来春の英検の試験予約」についての案内がありました。これについては https://miyajuku.com/現高2生は来春の4月〜7月の英検の予約をしなけれ/ に記事をまとめてあるので読んでください。

さて、ここで大きな問題となったのが、現高3生についてです。彼ら、彼女らは来春入試を失敗して浪人してしまうと新制度での入試となります。ということは、英語の外部検定試験を受験する必要が出てきてしまいます。つまり、浪人することを前提にすれば、この段階で来春の英検受験の予約をする必要がある、ということになってしまうのです。

さすがに「浪人を前提に英検の予約をし、しかも3,000円を予約金として支払わねばならない」というのはおかしい、という批判が起こり、英検協会の方も「浪人した場合は来春の予約でかまわない」と方針を転換したといいます。

この一件だけをみてもわかるように新制度入試についての混乱はおさまりそうにありません。理想をかかげて新制度をつくっていくことは良いとしても、やはり制度変わりの年の受験生については、その不安をできるだけ抑えられるような仕組み作りをして欲しいです。とくに情報の部分で正しい情報の開示をしっかりとしていってほしいですね。

いずれにしても、miajukuでは、受験生の立場に沿った形での情報を収集して発信していくつもりです。