「やる気」が出ないきみへ。まずは始めるしかない。

『受験!夏の本格スパイス』 その1 

「やる気」が出ないきみへ。まずは始めるしかない。

「どうしてこんなにやる気が出ないんだろう」
「みんなはもっと頑張ってるのに、自分はなんで…」

そんなふうに自分を責めて、余計に机に向かえなくなる——
受験生なら、誰もが一度は通る道です。

でも、断言します。
やる気は、“やってから”しか出ません。

「やる気が出たら始める」は、永遠に始まらない人の言い訳です。
受験で結果を出す人は、やる気がない日でも、とりあえず始めている人です。

たとえば、英単語を10個だけ見る。
数学の問題を1問だけ解いてみる。
志望校のパンフレットを5分だけ読む。

最初の一歩が、2歩目・3歩目を引っ張ってくれます。
逆に、何もしなければ、「やる気ない自分」がずっと続くだけ。

しかも、今この1日が、どれだけ大きいか知っていますか?
1日30分の差は、1年で180時間の差になります。
「やる気がない日」が続けば、そのぶん合格は遠ざかる。これは現実です。

だからこそ、自分にとって「始めやすい工夫」を考えるのが受験の技術です。

・朝起きたら、とりあえず単語帳を開く
・スタディカフェや図書館で“強制的に”勉強する
・「15分だけ」と時間を決めてとにかく着手する
・スマホはロッカーに預ける、アプリを封印する

「やる気」は、行動の副産物です。
脳が動けば、気持ちもノってくる。
自分を変えたいなら、まずは“やりはじめる自分”を作ること。

そうやって、やる気を“待つ側”から、“生み出す側”へ。
君の合格力は、そこから一気に上がっていきます。

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