「切り替え」のために必要なこと
ゴールデンウィークが終わり、今日から学校の授業も再開です。ここで大切なのは「切り替え」ということでしょう。休むことは大事です。いつものように学校に通う毎日から離れ、自分なりの自由な時間の使い方ができる「長い休み」はある意味ではとても貴重な機会だったのです。
そんな長期休暇終え、朝起きて学校に行き、部活をし、塾に通い、といった「ルーティン」が再びはじまりました。ここでしっかりと「体内時計」を通常時のものにもどし、気持ちも新たに毎日の時間を切り分けていけること。それができるかどうかが学習の成果にもつながっていきます。
「切り替え」には「気力」が必要です。なかなか切り替えができないときはもやっぱり気力が欠けているからです。「気力」がでで来ないときにお薦めなのは、やることをリスト化することです。たとえば、目の前には中間試験が待っています。すでに試験の範囲も出ている学校もあります。とりあえずはそのゴールに向けて、自分がやるべきことをリスト化してみましょう。
リスト化したらそれに番号を振ります。優先順位の高い順ではなく、自分ができる順でかまいません。先ずはできそうなところから手をつけていくこと。少しでも「できた」「終わった」といったイメージを持てるようにすることが「気力」を生み出す原動力になります。
大人でさえ難しい「切り替え」ですが、ふたつのことを頭において進めていきましょう。
体内時計を通常時にもどす
やることをリスト化し、できることから進めていく
気持ちの良い季節でもあります。窓を開け、すがすがしい空気にふれ、ルーティンの日常に自分をとけこませていきましょう。