夏の講習の目的と具体的な取り組み 小学生
夏の講習がはじまって3日目です。
小学生、中学生、高校生ごとの夏の講習の目標とmiyajukuの具体的な取り組みについてお話しします。今日は小学生(受験をしない)について。中学生や高校生、受験をする小学生については明日、明後日に書くつもりです。
小学生は「夏までの復習」と「語彙・文章力アップ」が夏の講習の目標です。
夏までの復習は「小テストでのチェック」→「弱点対策テスト」といういつものスーパー学習システムでの流れです。下の画像は小4,小5,小6の1回目の小テストです。1学期に学習したことを中心に15分程度で終わるものにしてあります。できなかった問題は右のバーコードを読み取ると、類題が「弱点対策問題」といて出力され、まさしく「ひとりひとりにあわせた」学習を進めていくことが出来ます。
「語彙力アップ」は、毎回、10語ほどの語彙を宿題にして出し、そのチェックをしていく形です。下の画像がその「チェックテスト」です。もちろんmiyajukuオリジナルです。選択問題と短文づくりが基本です。ふだんからmiyajukuに通っている生徒は慣れていますが、講習から参加した生徒は、短文づくりがなかなか進みません。でも、こうして語彙を覚えるだけでなく、使っていくことをしないと本当の意味で言葉を覚えていくことはできません。
「文章力アップ」には、都麦出版の「文作はかせ」という教材を利用しています。この教材は、身近なものを題材にして「書く」ことのハードルを下げ、楽しく自然に文を書けるようにする意図でつくられています。難しいことはあとにして、先ずは「書く」ことをやってみよう、ということです。こちらもふだんからmiyajukuに通って「書く」ことに慣れている子たちは良いのですが、講習生たちはなかなか鉛筆が進みません。
少しずつ、少しずつです。
夏の講習といっても短い期間です。しっかりと「目的」をもって学習を進めさせること。明確な意図を持った指導をすること。あれもこれもではなく、ある程度しぼった学習をさせること。そんな指針で小学生の授業を進めていきます。