2019年の新設大学、新設学部・学科について
18歳人口が減り続ける中、毎年のように新しい大学が開設され、新しい学部、学科が増えている。
2019年には私立大学6校が新設される予定。岐阜保健大、長岡崇徳大、福岡国際医療福祉大、高知リハビリテーション専門職大の4校は医療系の単科大学。残る2校は、教育学部を設置する和歌山信愛大と、東京・名古屋・大阪にキャンパスをもつ国際ファッション専門職大。
専門職大・短大は、学校教育法の改正によって誕生する新しい大学制度。職業教育に重点をおき、実習科目がカリキャラムの3割〜4割をしめるという特長がある。当初16校が文科省に開学を申請したが、認められたのは前述の2校と短大(ヤマザキ動物看護専門職短大)のみだった。
新設の学部・学科は、ここ数年の特長として看護系が中心。また、国際系では、東京外語大・国際日本、横浜市立大・国際教養、立命大・グローバル教養などが新設される。社会科学系では、中央大・国際経営/国際情報などがが、また、地域をキーワードとして、青山学院大・コミュニティ人間科なども新設される。
新設の大学の詳細は → 旺文社パスナビのページ https://passnavi.evidus.com/search/shinsetsu/
新設の学部等の詳細は → 文部科学省のページ http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ninka/__icsFiles/afieldfile/2018/08/24/1406554_1.pdf
時代が大きく動いていく中、大学もどんどん変わっていってます。また、新たな大学もどんどんできていて、大学間の競争も激しさを増しいるのが現実です。昔の名前で大学選びをすることは間違いです。とくに親の世代は、自分が高校生だったときの大学のイメージを引き摺りがちです。変わっているんだ、ということを前提として大学を見るようにしましょう。