大学受験をきちんとあつかっている学習塾が少ないのはなぜ?

午前中に1件、高2の生徒とそのお母さんをふくめて学習相談を。

大学入試という未知の挑戦に向けてどうすればよいのか迷っていらっしゃいました。そうした高校生と保護者はたくさんいらっしゃいます。

高校入試というのは、学習指導要領に沿った範囲の中から出題される県レベルで同一の問題を全員が受験します。入試システムも県レベルでは統一されていて、学校成績も加味された上での合否判定になり、とてもわかりやすいです。

しかも、高校受験をあつかう学習塾はたくさんあり、まともな塾であればほぼ全面的に塾に任せておきさえすれば、進路指導から学習指導、はては生活面での指導や保護者のケアまでやってくれる。その流れで大学入試のための学習塾を探される方は多いです。

ただ、高校受験をあつかう塾は山のようにあるのに、大学受験を扱う塾はなかなか見つかりません。なぜなら、塾の先生たちにとっても大学受験は扱いにくく、なにをどう指導して良いものかわからないからなんです。

それでいて、高校生や保護者の元には、大量の情報が、学校から、ネットから、紙ベースから降り続けてきます。いったいなにが本当で、どうすればよいのかまますますわからない。そもそも大学入試の仕組みそのものが複雑怪奇で・・・

困ったなぁ(>_<) ということになってしまう。

いまや授業そのものはネットを通じてほぼ無料で受講できる時代です。さらにmanaboなどのように、ネットを通じて個人指導さえも可能です。そういう意味で学習塾や予備校に通う必要はなくなってきています。でも、学習のコーディネート、学習の管理、もっというと志望校に導く道筋を描いてくれる存在がないのも現実です。

そんな生徒や保護者のための指針作りをお手伝いしたい、というのが今のわたしの気持ちです。

コンパスポート http://compassport.jp/wp/ はそのひとつの解答のつもりです。

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