受験期の親の心構え
冬期講習の2日目です。子どもたちは受験を前にやるべきことが山積みで、それらをしっかりと片づけていくことだけが合格への近道になります。そんな受験生をそばに見ながら親の不安は強くなっていく時期でもあります。
このままで大丈夫だろうか。やるべきことは他にないのだろうか。わたしにできることは何かないかしら・・・・・
親が出来ることは、子どもを信じることだけです。それしかできないならば、徹底的に信じ切ってしまうことです。子どもにもそうした気持ちは必ず伝わるはずです。親が子を信じ切れば、子も安心して受験にのぞむことができるはずです。
先日も小6生のお母さんとの面談で「あなたなら大丈夫。お母さんは信じているよ」って毎日のようにいっちゃいましょう、と話しました。わざとらしくてもOKです。恥ずかしくたっていいじゃないですか。親と子なんですから。「あなたはわたしの子なんだからゼッタイに大丈夫」って口に出してしまいましょう。
最もまずいのは、親の不安を子供の前で形で示してしまうことです。受験期になると、親の方がイライラしてしまうことが多くなりがちです。そうならないように、子どもが積極的に不安を親にぶつけることが出来るようにおおらかにしていたいですね。
見まもるってとても難しいです。
でも、親がテレビのくだらない番組を見て笑っているのに、子どもに「勉強しなさい」って言うのは違いますよね。親が静かに本を読んでいたら、なにも言わなくても子どもは勉強をはじめるものではないかと思います。それが「見まもる」ってことではないでしょうか。