10月の作文課題

下の写真は10月の作文課題です。

小学生のテーマ1は「国籍って?」というもので、今話題のラグビー日本代表のチームに所属しているメンバーにどんな人たちがいるんだろう、というところから考えて「日本人ってなんなの?」ということを考えてもらおう、というものです。

テーマ2は「INF全廃条約」というのがなくなることで世界はどうかわるのかについて考えてみよう、というものです。そもそも「INF全廃条約」というものがなんなのか、どうしてそれがなくなってしまうのかについても知ってもらいたいという意図があります。

中・高生のほうはタイトルから自分で考えてもらうようになっています。

テーマ1は連日のように報道されている香港のデモについてです。どうして香港の中高生たちは学校を休んでまでデモに参加しているのか。そんな香港の若者たちと日本の若者たちを比較して、社会や政治に対する姿勢について考えてみよう、というものです。

テーマ2は、新しい学習指導要領で高校の国語の教科書の題材が実用文中心となり、今までのように文学的な文章は選択となってしまうことについてです。今の中学生は、高校で小説文や詩にふれる機会がまったくなくなってしまう可能性もあり、そのことを当事者として考えてみて欲しい、という意図もあります。

これらの課題は、わたしが「朝日小学生新聞」「朝日中高生新聞」の前月のニュースからピックアップしてまとめています。小学生は国語の選択者、中高生は作文の選択者が取り組む課題です。400字でまとめてて、それを添削してかえしています。

 感想文ではなく、他者の意見を読み、そこに書かれていることを理解し、その上で自分の意見をまとめていく。 そんな思考をさせたいというのが目的です。

 読解力というのは、まずは真摯に他者の意見に耳を傾けることからはじまります。 その上で書かれている内容を正確に読み取ることが求められます。

この作文講座を1年間継続すれば、かなりの読解力が身につくはずです。来春からは小中学生全員に必修にしようかな、とも考えています。