小学生の国語塾 具体と抽象について学ぶ

この春から「小学生の国語塾」をスタートさせています。「読み、書き、聞き、話す」の国語の4技能をしっかりと学ぶためのクラスです。残念ながらリアルな授業は1回しかおこなえていませんが、オンラインを利用して授業は進めています。

19日(火)の授業の様子です。

「具体と抽象」をテーマにした学習です。文章を書いていく上で「具体→抽象」か「抽象→具体」のいずれかの流れを作ってみようというものです。「乳製品、例えばチーズ、ヨーグルト、バター・・・」や「牡丹雪、粉雪、綿雪といった様々な雪の呼び方・・・」ということです。抽象的な内容を伝える助けとして具体的な例を挙げるパターンと、逆に具体的ないくつかの例を挙げてその共通点を抜き出して抽象化するパターンです。

練習としては「ふりそで、衣服、着物」といった単語を「具体→抽象」と並べさせたり、「砂糖、塩、醤油」といった単語から共通点を考えて抽象化したり、といったことをさせます。こうした練習をすることで、文章を書いていく上での「技術」を学んでいかせます。抽象化ができるようになると、言いたいことの中心を相手に伝えやすくなります。また、それができると読解の上では筆者の主張をつかむのに役立ちます。

こんなふうに「国語塾」では「言葉を使って相手に自分の言いたいことを伝える力」をつけさせていきます。意識して表現する方法を学んでいくといいかえてもいいかもしれません。何となくではなく、筋道立てて表現する手段を学びます。題材はあえて易しいものにしています。やさしい題材を使って文章作法をしっかりと身につけていかせたいと考えているからです。

19日の授業では「対比」についても学びました。2つのものを比べることでおたがいを強調することができるよ、という表現技法です。ただし、「兄はせかせかしている。⇄弟は小学生です。」は意味がないね。どうして意味がないのかな? といったように学習を進めていきました。また表現のしかたとして「昼は明るい。⇄夜は明るくない。」と「昼は明るい。⇄夜は暗い。」の表現はどちらがすぐれているだろうか、と考えさせもしました。

小学生に論理の仕組みをきちんと学ばせるのが「国語塾」です。