大学入試共通テスト「追試験日程受験作戦」
今朝の「朝日新聞」の朝刊です。
内容をまとめておきます。
1 大学入試共通テストは予定通り1月16日、17日に実施
2 追試試験をいつもの年よりも送らせて1月30日、31日とする
3 追試験は「コロナ禍」で学校の学習が遅れた生徒たちも受験可とする
4 私大に出題範囲を考慮するように要請
その他、総合型選抜や学校推薦型選抜についても発表がありましたが今回はふれません。
この発表を受けて、今日の高3の授業でわたしが伝えたこと。
大学入試共通テストは1月30日、31日を受験しよう
どうしてそうするのか
新しい共通テストはどんな出題なのかわからない。どう考えても、16日、17日の出題を見てから受験した方が良いに決まっている。しかも2週間近くの余裕がある。十分に対処可能だ。
年が明けて16日、17日までのの日程を目指して学習し、その後に2月日程の私大入試対策をというのが今までの流れだが、共通テストを30日、31日にもっていき、そのまま2月1日以降の一般入試日程と一体化した方がやりやすい。
出題範囲の削減は愚策だが、これによって各私大が共通テスト利用での科目減などを考えてくる可能性が高い。来春入試では共通テスト利用はある意味では「お得」になってくる可能性もある。
その他、いくつかの理由があります。私大がどの程度「共通テスト利用」をしてくるかわかりませんが、せっかく文科省が与えてくれたチャンスです。最大限に利用しようじゃないですか。国公立を受験する生徒にしても、首都圏の手に届く国公立は「共通テスト重視」なので、2次試験対策はほとんど必要ありません。こちらも「追試日程」がぜったいに有利でしょう。
こんな作戦を公開してしまったらもったいないんじゃない、なんてわたしはまったく思いません。高3生のみんな。絶対に「追試日程」ですよ(^o^)