2021年春の周辺高校からの大学進学実績(首都圏私大進学・早慶上理/公立高校編)

今春の大学入試の状況をまとめたものです。今回は、早慶上理大への合格者数の多い順に周辺公立高校を並べた一覧です。早慶上理大とは、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学をまとめたものです。首都圏の私立大学の中では難易度が最上位になる大学です。

上位5校は県が指定した進学重点校が並びます。

中でもツートップの横浜翠嵐と湘南は400名ごえの合格者数となっています。それぞれ卒業生数が408名と356名です。合格者の数字は浪人生も含んでいて、1人で数校の合格者もいるので正確には卒業生のどのぐらいの割合が早慶上理レベルに進学しているかはわかりません。たとえば東大に合格した生徒はこのレベルの私大にも複数合格しているはずです。

そうしたことを考えるとこの合格者数の1/3ぐらいが実合格者数とざっくりと考えて良いでしょう。

以下、柏陽、厚木、川和も150名~250名ほどの合格者となっています。柏陽/314名、厚木/355名、川和/315名の卒業生数です。上にも書いたように複数合格者もカウントされるのでどの学校も100名前後がこのレベルの大学への実合格者数に近い数字かと想像できます。だとしてもかなりの実績だと言えます。

以下に続くのが進学重点エントリー校です。小田原、大和、希望ヶ丘、鎌倉、相模原などです。ただ、ここになるとガクンと合格者の数は減ってしまい、実数としては20名前後が早慶上理大レベルに合格できたというところではないでしょうか。全校生徒の1割ほどと考えて良いでしょう。

旧学区の準トップになる、相模原弥栄、海老名、座間などになると数名が合格できたという状況かと思えます。

早慶上理大レベルへの合格はそう簡単なことではありません。全国から優秀な生徒たちがこれらの大学を目指して受験をしてきます。それでも横浜翠嵐や湘南からはこうした数字の生徒たちが合格をしていきます。逆に旧学区の準トップでは総数で十数名といった数字になり、それより下の高校では合格者はほぼいないことになってしまいます。

高校進学時の学力の差はその後も開くばかりだといえます。これは当然のことで、上位の高校になればなるほど、生徒同士の「切磋琢磨」が生まれてきます。「ずこいヤツ」が他の生徒たちを刺激して引っ張っていくと言うことです。それに対して、下位になっていくとある意味では「水が低いところに流れていく」みたいなことが起こりがちになってしまうのです。

もちろん偏差値の高い大学に進学することがすべてではありません。ただ、そうした大学に進学できる環境にいるということは、さまざまな選択肢を持つことができるということです。中学生はこうした表から「なにか」を感じ取って下さい。また、高校生は、大学進学を甘く考えず、今からでも地道な努力を継続していく習慣をつくっていきましょう。

数字は数字でしかないですが、そこから読みとれることはたくさんあります。