英語長文読解力を鍛える
高校入試でも大学入試でも入試英語の中で英語長文の読解が大きくなっている。英文法でさえ、長文を読解するための英文法であって、英文法単独での出題は大学入試共通テストからはすでに消えた。
他の私大の入試でも英文法単独の出題は減っている。高校入試ではまだ英文法単独の出題はあるが、これからどんどん減っていくだろう。並べ替え問題などはなくなっていくはずだ。
そんな中、英語長文読解の力をつけることは英語の学習の柱になっている。ただ、英文法の学習と違って、長文読解の力をつけるには「どうしたらいいの?」となりがちだ。
今日はそんな「英語長文読解」の力をつけるための方法をひとつだけ上げておく。もちろん、この方法以外にも注意すべきポイントはいくつかあるが、先ずこのことを頭においてこの夏の講習をしっかりと過ごしていきたい、という意味でひとつだけあげておく。
英語長文読解の力をつけるポイントは耳と口
長文読解力を鍛えるには「復習」が重要だ。どちらかというと文章を精読して終わってしまう生徒が多いはず。それでは力はつかない。精読の後に「音読」を中心とした練習が不可欠だ。
それも、ネイティブの発音を耳で聴き、それにあわせて音読をすること。音読をすることで「速読」の力も「リスリング」の力も鍛えられる。スラスラと読める英文を増やすことがとにかく大切だ。
音声を聴きながら英文を追う → 音声に合わせて自らも英文を声を出して読む → 音声だけを聴いて英文の内容をとらえる
こんな流れで学習をしよう。もちろん自分の英語のチカラにあわせた長さと語彙を利用した英文で練習することだ。