東京科学大学が国際卓越大学に認定 変わっていく大学選び

東京科学大学が国際卓越大学に認定されました
https://www.isct.ac.jp/ja/news/bvsdzijisqjd
国際卓越大というのは、政府が認定した世界で戦えるレベルの大学ということで、10兆円規模という多額のファンドから支援がおこなわれます。
認定によって期待される主な点は次のとおりです:
✔ 長期的な研究支援
政府の大学ファンドによる支援計画が進み、認定後は体制強化計画を策定し、その承認を目指します。
✔ 国際競争力の強化
世界レベルで戦える研究力・成果の創出が期待され、国内外の大学や企業との協力が進む可能性があります。
✔ 日本全体の研究力向上への貢献
政府はこの制度を通じて、少数の大学に重点支援を行い、日本全体の国際的な存在感を高めようとしています。
東北大学がすでに認定されていて、京都大学も認定に向けて計画を詰めています。東京大学は審査が継続中です。
東京科学大ってどこ? という方も多いかも知れません。東京医科歯科大学と東京工業大学が統合して2024年10月に誕生した国立大学です。なぜ統合したかというと、大きな理由はこの国際卓越大学に認定してもらうためだったともいえます。
大学もいろんな意味で二極化がどんどん進んでいるともいえるかもしれません。
今の高校生が理系進学をする際の大学選びの観点は以下のように変わっていくはずです。
偏差値より先に見るべきものが変わった
これからの理系進学で重要なのは👇
❌「どこに受かりやすいか」
⭕「どこで研究者・技術者として育つか」
大学は「通過点」ではなく「研究環境」として見る必要があります。
見るべき軸:大学“全体”より【分野の強さ】
理系ではこれが最重要です。
例
👉 「この大学は何で世界と戦っているか?」 を必ず確認。
見るべき軸:「国が本気で投資する大学か」
国際卓越研究大学制度は、はっきり言って👇
10〜20年後の研究格差を決める制度
です。
現時点で
- 認定:東北大・東京科学大
- 有力候補:京都大
- 継続審査:東京大
👉 設備・人材・研究費に差が出るのは確実
今の高校生が
- 修士
- 博士
- ポスドク
になる頃には、「研究できる大学/できない大学」の差が広がります。
受験生向け・超シンプルな判断フレーム
迷ったら、次の3つで考える👇
① 興味分野は何か
- 材料?AI?生命?医工?エネルギー?
② その分野が強い大学はどこか
- 世界・国家戦略レベルで見て
③ そこに大学院まで進めるか
- 学部 → 院の内部進学
- 外部進学の実績
この順番です。
最後に(かなり大事)
これからは👇
- 理系トップ層→ 研究大学に集中
- そうでない大学→ 学部教育中心へ
という大学の役割分化が進みます。
国際卓越研究大学は、
「研究を本気でやる大学の看板」
理系受験生は
早い段階で“その視点”を持つこと
が大事です。