私立中学入試直前、保護者の皆さまへ


──今、いちばん大切なこと
いよいよ 2月1日・私立中学入試 が目前に迫ってきました。
この時期になると、受験生本人以上に、保護者の方の不安が大きくなっていくものです。
「これで本当に大丈夫なのだろうか」
「何か、まだやらせたほうがいいことがあるのではないか」
そう感じてしまうのは、自然なことです。
私立中学受験は、高校受験や大学受験とは違い、親子一体で歩んできた受験だからこそ、直前期の不安も大きくなります。
まずお伝えしたいのは、
やるべきことは、もうすべてやってきたという事実です。
この時期に考えるべきことは、「これから何をやらせるか」ではありません。
大切なのはただ一つ。
2月1日の午前、お子さんが持っている力をきちんと出し切れるかどうか。
ここに、保護者の意識を集中させてください。
だからこそ、新しいことには絶対に手を出してはいけません。
新しい過去問、新しい問題集、難しい問題を見ての類題演習。
不安になればなるほど、「これもやらせたほうがいいのでは」と思ってしまいますが、その不安は必ずお子さんに伝わります。
今、親としてできる最大のサポートは、
ここまで積み上げてきたものを、信じきることです。
では、この時期に取り組むとしたら何か。
答えは明確です。
基礎と基本の確認です。
漢字、計算、社会や理科の基本知識、算数の典型問題。
「これはできて当たり前」というレベルを、確実に取れる状態に仕上げること。
派手な演習は必要ありませんが、結果的に合否を分けるのは、こうした基礎・基本です。
そして、体調管理を最優先にしてください。
睡眠、食事、生活リズム。
無理に追い込むよりも、当日、頭がスッと働く状態を作ることが何より大切です。
もう一つ大切なのが、ネット情報の遮断です。
合格速報、倍率、噂話。
見れば見るほど不安が増えるだけで、当日の点数が1点上がることはありません。
情報を遮断することも、立派な受験対策です。これは保護者の方も同じです。
近年は、2月1日午前の入試で流れが決まるケースが増えています。
だからこそ、「もしダメだったら」と考えるのは一旦やめましょう。
戦略はもう十分考えてきたはずです。
今はただ、
2月1日午前で合格するイメージを、保護者の方が持つこと。
「大丈夫」「受かるよ」という安心感を、お子さんに伝えてあげてください。
ここまで、本当によく頑張ってこられました。
あとは、信じて、支えて、見守るだけ。
親子で一緒に、2月1日を迎えていきましょう。