どうもおかしい

多くの学校が二期制に移行したので9月にはいるとすぐに定期試験がある。夏の講習後半は試験対策にならざるを得ない。本来ならば、夏の時期にじっくりと問題に取り組んだり、来春の入試問題に取り組んだり、理科や社会の場合は前学年の復習をしたり、といった時間を多く取りたいのだが・・・・

しかし、学校成績が絶対評価になってからどうも納得がいかないことが多い。A中学では評定5が40パーセントもいて、B中学では評定5が5パーセントしかいないなどということが平気で行われている。しかも、定期試験で満点を続けても、宿題を1回提出しなかっただけで評定が4になったりする。

どうもおかしい。

塾としては、本当は学校成績など気にせず、当日の入試勝負で高校を受験する道を選択させたいのだ。しかし、推薦枠が定員の50パーセントもあると、とにかく早く高校を決めたいという心理がはたらいてしまう。

学校成績なんかどうでもいいぞ、とは塾としてはやはりいいづらいし・・・

いずれにしても、しっかりと入試で得点を取れる「本当の実力」をつけさせることが当教室の目標であることに変わりはない。

写真/涸沢カール

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