模試の結果返却
中3生は、はじめて神奈川県の入試傾向に合わせた模試でした。学校成績も加えた志望校判定もついています。添付の画像のように、志望高校ごとに自分の現在の位置がわかる帳票です。縦軸が学校成績、横軸が今回の模試の偏差値。横軸が入試得点と考えて良いでしょう。数字はその成績に該当する生徒の人数を示しています。階段状の実線がボーダーラインです。白抜き数字が自分です。
県内の中3生しか受験していない模試です。その中の自分の現在の位置がはっきりと示されています。具体的なイメージとして「自分のライバルたち」をそこに見いだしてください。一人、一人の顔をイメージしてください。そして、ボーダーラインを意識した学習を進めていきましょう。あとどの程度頑張っていけばいいのか、このままでは届かないのでピッチをあげていかねばならないのか、個々の問題は違うでしょうが、とにかくゴールを意識するきっかけにして欲しいです。
10月10日頃には前期の成績が出てきます。この成績で、私立の併願がどのあたりになるかがほぼ予想できます。それを前提にして、どこの公立校に勝負をしていくのか、いよいよはっきりとした山の頂上が見えてくるときです。あとは、ひたすらに頂上に向けて歩を進めていくだけです。
中2生、中1生は全国模試でした。志望校の判定も、試験の結果からだけ見たものです。でも、中2生はもう少し希望を高く持って良いんじゃないですか? 君たちはかなりの実力を持っています。もっともっと高い夢をかかげて良いはずです。頑張れ!
中1生と公立中に進む小学生は、こうした偏差値の出る模試を受験したのは初めての生徒もいるだろう。ちょっとびっくり、がっかり、という感想かもしれない。とくに、お母さん方の中には「あーあ」とため息をつく方もいらっしゃるかもしれない。ため息などつかず、この立ち位置からどれだけ伸ばしていけるか、そっちを考えましょう。とにかく前を向いていきましょう。可能性は無限です