最後の授業 小6編
さて、いつもの土曜日のスタート。といっても、私立小6、中・高一貫小6,高3の各クラスは、私の最後の授業です。
小6生には次のようなことをシンプルに伝えます。
・・いよいよ2月1日が近づいてきた。ドキドキし始めただろ?
・・もう心臓がばくばくいいはじめてるよ。
・・どうしてそうなるんだろう?
・・落ちたらどうしよう、って思うからかな。
・・受かるとわかっていれば心臓はばくばくしないよな。
・・そりゃそうだ。
・・だから「受かる」と思っていればいい。それと、試験問題に向かっていて「あせってしまう」時はどんな時だ?
・・問題が解けなかったときでしょ。
・・そう。できない、わからない、と思うから「あせり」がうまれるんだ。
・・うん。
・・いいかい。試験中も「できない、どうしよう」と考えるのじゃなくて、「できる問題がこんなにある」と思うことだ。そうすれば「あせり」はうまれてこない。君たちは60点とれば合格できる。ということは40点も間違えて良いわけだ。できない40点に目を奪われちゃダメだ。過去問を解いてきて、みんな60点以上は得点できるようになっている。だから、その自分が出来る60点だけに目を向けて試験をやっていこう。
・・うん。うん。
・・それとね。試験がはじまる前や、どうしよう出来ない、なんて困ったことが起こったら、
・・どうするの?
・・目をつぶって“自分が一番食べたいモノ”“一番やりたいこと”なんかを思い浮かべることだ。“お母さんの顔”を思い浮かべるのもいいよ。もちろん“miyajuku塾長”の顔も良いかもしれない。そうすると落ち着くぞ。
・・・やだぁーーー
・・・あとはとっておきの呪文だな。
・・なんて呪文?
・・△×○□
・・(爆笑)
△×○□には、miyajuku小6生にしかわからない言葉が入ります。この1週間。私は彼ら、彼女らの気持ちをほぐすことだけにチカラを注いできました。12歳の子供たちの挑戦です。いつも思うことですが、やっぱり「けなげ」なんですよ。
私に出来ることは、あとは祈ることだけだ