何で頑張らなければいけないか
中3生に毎日のように言っていることがある。
15歳から18歳の3年間って本当に大切な時期なんだよ。子供から大人になっていく3年間だ。人間なんて18歳の時の自分がそのまま死ぬまでずっと続いていくようなもんだ。みんなのお父さん、お母さんに聞いてごらん。そうだなぁ、って言うはずだから。だから、どんな「場」でそんな3年間を過ごすかが、君たちのこれからずっとの人生を決めてしまうと言ってもウソじゃないんだ。
高校はそこに集う「仲間」によって決まってしまう。高校の先生なんて、どこ行っても同じ。県立高校なんかぐるぐるまわっているだけだから、偏差値の高い学校に良い先生が集まっているわけじゃない。設備だって予算は同じだからどこも同じ。違うのは集ってくる「仲間」だけだ。良い仲間が集まる高校に行けば、一生の宝物になる3年間が過ごせる。逆になると本当につまらない3年間が待っている。そして、その流れはずるずるとその後も続いてしまう。
だから頑張って欲しい。頑張った分だけ、気持ちの良い高校生活が待っている。大学進学のために良い高校に行こう、といっているわけじゃないんだ。君たちに「おもしろい高校生活」を送ってもらいたいから頑張ろうって言い続けているんだ。君たちの頑張りに比例した高校3年間が待っている。頑張ったモノにだけ、一生の友達に出会えるチャンスが与えられる。
暑い夏だけど、未来につながる高校生活を手に入れるために頑張ろう