定期試験対策へのスイッチ切り替え
夏の後半講習は今日あたりから少しずつ「試験対策授業」にしていく予定だ。早いところではT中が9月6日から前期期末試験がはじまる。27日には授業が開始される学校もあり、いよいよ夏休みも終わるということだ。そうした意味でも「試験まであと○○日」という意識を早く持ってもらいたい。
学校の試験対策はどうしても同じ演習の繰り返しになってしまう。新しいことを学ぶわけでもないので、単調でつまらない学習になってしまう。丁寧に、丁寧に学習を進めていくこと。それが定期試験対策の学習になる。
もともと学校の定期試験は難しい問題を汗をかきながら解く、というものではなく、易しい問題をいかにミスなくしっかりと解くか、というものだ。生徒にはいつも話していることだが、学校の試験対策に取り組むときは、自分の中のスイッチを「試験対策用」に切り替える必要がある。
たとえば、問題を解くスピードを落とすこと。普段の塾の授業で問題を解くスピードの数倍の時間をかけて解くようにペースダウンすることだ。とにかくミスをしないことがすべてなのだ。満点が取れることが前提なのだ。出来ない問題など出題されない。ということは、ミスを防ぐことが何よりも必要になってくる。
この切り替えが出来ない生徒が、実力を発揮できずに学校の成績をなかなかアップさせることが出来ない。とにかく「定期試験対策用の勉強のしかた」に気持ちを切り替えることが大切だ。